日本最古の伊弉諾神宮で参拝!淡路島に行ってみた
春先に家族旅行で近畿~四国を回ってきたのですが、私の一番の目的は「淡路島」。
淡路島には伊弉諾神宮があり、訪問したかったのです。
国生み神話に登場する伊弉諾尊(いざなぎのみこと)と伊弉冉尊(いざなみのみこと)を祀る日本最古の宮です。境内は国生みに始まるすべての神功を遂げた伊弉諾尊の神宅の旧跡と伝えられ、神々しい趣で参拝者を迎えてくれます。(淡路島日本遺産HP参照)
日本最古の「神宮」で、日本の歴史において淡路島が「国生みの地」と言われているのです。
2022年には伊弉諾神宮敷地内に「旧日本陸軍・樋口季一郎中将の銅像」が建立したことで、さらに訪問する理由ができまして。
樋口季一郎中将は北海道の歴史において欠かすことのできない偉大な人物なのですが、戦後教育によりその名が広まることはなく現代に至っています。
樋口季一郎中将について
https://www.nippon.com/ja/japan-topics/g01097/
北海道にある樋口季一郎記念館のご案内はこちら。
https://higuchi-museum.jp/
私としては、淡路島はマストスポット!ずっと訪問することを夢見ていました。
1.明石海峡大橋
淡路島は陸路で兵庫県から四国の高知県まで行くことができます。高速道路で一気に抜けても1時間弱のコンパクトな島ですが、たくさんの魅力が詰まっています。
その魅力の一つといえるのが明石海峡大橋。
明石海峡大橋は、兵庫県神戸市と淡路島の間の明石海峡に架かる、橋長3,911m、中央支間長1,991mの世界最大級のつり橋です。

明石海峡大橋を高速道路で抜けて「淡路サービスエリア」に立ち寄り、まずは腹ごしらえ。



2.伊弉諾神宮
さて、おなかもいっぱいになったところで次は目的の「伊弉諾神社」へ向かいます。
淡路島の名産は「玉ねぎ」と思われがちですが、実は日本屈指の「線香」の産地でもあります。淡路島の線香は、全国生産量の約7割だとか。立ち寄れたのは1店舗でしたが、伊弉諾神社に向かう最中も窓の外から優しいお香の匂いが漂うという、なんとも不思議な気持ちになります。

お香のお店から車で5分ほど行くと伊弉諾神宮に到着です。とてもシンプルで静かでなんとも厳かな雰囲気の伊弉諾神社。思ったよりもこじんまりとした印象ですが、そこもまたいい。



この楠木はいわばこの神社の御神体のような存在。美しく見応えがありましたね。
そしてお目当ての樋口季一郎中将にも会えました。日本人のためだけではなく、ユダヤ人の命のためにも尽力した偉大な方です。神社に銅像を建てるにふさわしい人物です。


日本最古で国生みの場所と言われている神宮。そのような場所に足を踏み入れることができただけで感激。観光客はさほど多くなく、穏やかな気持ちで過ごすことができました。
3.都美人酒造
これは淡路島の中でもマニアックなセレクトだと思いますが、以前某番組で「爆発する日本酒」ということで話題になった都美人。せっかく淡路島まで来たのですから、それはぜひ酒造ごと拝みたい。



訪問してみると、特段販売店があるわけでもなく、会社事務所に直接頼みに行くスタイル。なんか忙しいところすいません、みたいな気持ちになったのですが、買っていかないともったいない!
しっかり選んで買わせていただきました。ちなみに小さいサイズの日本酒であれば道の駅などでも販売していました。
4.うずしおクルーズと鳴門海峡
このあと、香川に行く予定があったため、あまり長居はできなかったのですが鳴門海峡を渡る前に気になるワードが。
うずしおクルーズ・・・?
なにそれ絶対乗りたいじゃんクルーズしたいじゃん!ということで、四国から戻る際にこのうずしおクルーズを体験してみることにしました。
うずしおクルーズの乗り場は「道の駅 福良」です。
https://www.uzu-shio.com/trivia
イタリアのメッシーナ海峡、カナダのセイモアナロー、と並んで世界三大潮流の1つに数えられる鳴門海峡ですが大潮時には時速20kmの速さで轟音をあげながら海水が流れこみます。(うずしおクルーズHPより引用)

約1時間のクルーズなのですが、船酔いすることもなく、案内のお姉さんが詳しくお話してくれるのでうずしおが見れるタイミングまでも飽きることなく楽しめました。
そして何より実際に見たうずしおの迫力はすごい!時期も良かったみたいで天候にも恵まれ本当に乗船して良かった!


次から次へと発生するうずしおに乗船しているお客様も「あっち!」「あ、こっちにも!」みたいな感じで、「おお~!」なんて声をあげてみたりとちょっとした連携感も楽しかった。
クルーズが終わった後も道の駅を楽しむことができます。飲食店やお土産屋などの他に、道の駅の横には人形座があり、一日数回人形浄瑠璃を上演しているそう。時間があれば見たかった。



たった一日しか淡路島を楽しむことはできませんでしたが、特産品がとても多く、歴史的文化もある。海産物も農産物も、そうめんも特産品。淡路牛なんかも有名らしい。こんなコンパクトな島なのにどれだけ恵まれた場所なんだ。さすが「みつけの国」と呼ばれるだけある。しばらくここに滞在したくなるような魅力がある。


また絶対に行きたい!と思わせてくれる素晴らしい島です。機会があればぜひ一度訪れてみてください。
















