流石は蕎麦の名産地!「玄穣」で絶品の新得蕎麦をたぐってきた
Sober(しらふ、ノンアル)とCurious(好奇心)という単語を合わせて「ソバーキュリアス」(ノンアル生活)が若者に流行りのライフスタイルらしいですね。酒を飲まないライフスタイルなんて考えられない人間ですが、蕎麦キュリアスの9進法と申します。
全国ダントツ1位の蕎麦生産量を誇る北海道。昼夜の寒暖差が大きい道産の蕎麦は風味、甘みともに濃くなるのが特徴です。その道内においても、名産地として認知されている新得町。9月24日に第20回「新得そば祭り」も開催されたばかりですが、その前に食べて参りました。
そばレストラン 玄穣
新得町字新得基線102 そばの館 内
営業時間 11:00~19:00(4~9月)11:00~17:00(11~3月)無休 ※要確認
URL https://shintokusoba.com/html/page4.html
新得町の特産品や、そばソフトクリームの販売、現在は中止しているようですがそば打ち体験も行っている「そばの館」さん。その施設内にある蕎麦屋が「玄穣」さんです。
11時開店とほぼ同時に着席しましたが、すぐに満席。名前を書いて空席を待つお客さんがワンサカとロビーに溢れていました。100席あるそうですがカウンター席が無いので、1人客でも2人客でも4人がけテーブル利用となってしまうので、待つのが苦手な人は開店前に到着必須ですね。
勿論、人の好みなので大きなお世話でしょうが、売りが鴨南蛮だったりニシン蕎麦ならいざ知らず、蕎麦そのものの美味さを堪能したいなら冷たい蕎麦一択じゃないでしょうか。なので、ミニ丼とのセットなどでもなくコチラをオーダーで蕎麦をたらふく頂きます。
良店のボリュームは大抵の場合同じ感想になりますが、大盛りで正解。せいろ蕎麦ならこれくらい食べたいよね、ってくらいの盛りで登場です。食べる前から視覚で伝わる蕎麦の質感ってのがあるのですが、既に期待できるものがあります。
昔から「饂飩三本、蕎麦六本」ってのが箸で口に運ぶときに丁度よい量かつ見た目も良いと言われています。箸の1/3くらいにわたって大掴みにするのは野暮ってものです。しまいにゃ途中で噛み切ったりね。まぁ三の六いや四の五の言ってないで、ズズッ。
...バカ旨い!こんな素晴らしい蕎麦の前では、失礼ながら天麩羅は蛇足かもしれませんが、ごぼ天も土的な香りが高くてナイスアシスト。蕎麦だけでは心もとない腹持ちをサポートしてくれていました。
結論:完璧
「挽きたて打ちたて茹でたて」の三たてが揃いに揃ってないと出せない圧倒的な旨さ。ほんと食べてよかった。ご馳走様でした。