豚丼&蕎麦!2大看板セットが魅力「くまうし」でランチしてきた
「丼モノは宇宙だ」と思っている9進法と申します。鉄火丼やうな丼等の海の幸系から麻婆丼や中華丼、そしての豚・鶏・牛の三大肉丼問題もあって議論は尽きません。鶏は親子丼、牛は牛丼、豚はカツ丼...と思いきや、実は侮れない鶏照焼丼、牛すき丼、などなどあります。そして豚肉にはこの私立の強豪校がいることを忘れてはいけません。そう...豚丼。
豚丼と摩周そばの店 くまうし札幌川沿店
札幌市南区川沿1条5丁目2-3
営業時間 (10〜6月)11:30~15:00 (7〜9月)11:30〜15:00/17:00〜20:30 火休
URL https://kumaushi.jp/
道東は弟子屈に本店を構えるくまうしさん。2017年から真駒内の藻岩山近くに川沿店をオープンしています。看板には「豚丼」と「そば」の文字が対等のフォントサイズで。こういう時って正直...蕎麦のことナメません?自分は「寿司とラーメンの店」って看板くらいナメましたよ。
なぜか大抵の唐揚げ専門店に「金賞受賞」が掲げられているように、この手のグランプリホルダーはちょっと乱発のきらいがあるものの、それでも目を引く実績。「豚丼といえば帯広」というイメージが定着していますが、道東は白糠町にある豚丼有名店にも行ったことがあるので、自分としては幅広く十勝・釧路方面が発祥と捉えています。なので弟子屈町が本店のこちらの豚丼にも期待です。
豚丼と蕎麦を同等に勧めている以上、ここは一発、セットメニューから選びます。腹も減っていたし蕎麦がミニなので完食できるでしょう。
自分は基本冷たい蕎麦しか食べないのですが、こちらのお店の豚丼セットには温かい蕎麦しかありませんでした。この時点ではちょっと妥協気分でしたが良い意味で期待を裏切られます。
プラス¥200でバラとロースのミックスに、プラス¥300でロース豚丼にアップグレードできましたがノーマルでオーダー。
タレをまとって艶やかな姿で登場です。心持ち厚めにカットされた、柔らかさも満足の一切れで幸せを感じます。ロースじゃなくても豚丼の醍醐味である脂の甘味を堪能できます。ちょっと添えられた山わさびも気の利いた薬味。有名豚丼店でも「あれ?意外と肉はペラいしワシっとしてて固い気が」って感想を持つことがある自分ですが、くまうしさんの豚丼、大満足であります。
さて蕎麦につていですが、まずは「ちょっとボリュームのある味噌汁代り」と思ってナメてたことを焼き土下座します。
収穫量が少ないことから幻といわれる摩周そばを皮ごと石臼挽きした「挽きぐるみ」という製麺方法で提供されるこちらの蕎麦。お揚げも美味しく、なんならこの蕎麦を目的にしての訪問もアリアリです。なにせつゆの味が美味かつ好みでした。鰹だけではない複雑な出汁が効いている感じ。
結論:次もセットで楽しみたい
個人的に「ラーメンに半チャーハン」系の炭水化物の被せはしないのですが、くまうしさんでは是非ミニそばも味わいたいところ。豚丼は当然頂くとして蕎麦も侮れないとは恐れ入りました。ご馳走様でした。