「音更町にある豚丼のかしわで炭火焼豚丼を食べてみた」-マスオ。の、リアル孤独のグルメシリーズ!Vol.17-

2022年11月19日 11:00 3,212 Views
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サラリーマン・レーサー

ファンの皆さまお待たせしました!旅好きライターマスオ。が、北海道グルメを探して歩くリアル孤独のグルメシリーズ第17弾!北海道十勝のソウルフードが登場です。

更別村にかつて存在した「レストハウスかしわ」

かつて更別村にあった「レストハウスかしわ」というお店。レース活動のために十勝スピードウェイへと向かう道中に存在していたため、よくお世話になっていた。ある時期に、もともと営業されていた方は一線を退かれ、身内の後継者へと引き継がれた上で営業が継続されていた。しかし、気づけば更別村での営業を止められ、更別村からレストハウスかしわの灯が消えた。

個人的な好みとして、元々のオーナーの味こそが私が愛していたかしわの味であったから、後継者へと引き継がれてからは足が遠のいていたのも事実。もうあの味に出会うことができないと思うと、寂しくて仕方がない。

そんな折、ある情報が入ってきた。「かしわ」という豚丼店が帯広市内と音更町の2箇所に新たにできているというではないか。どういうことかと調べてみると、帯広市内にある「豚丼のかしわ」は、後継者が経営されているお店。そして、音更町の「炭火焼豚丼のかしわ」は、元々のオーナーが復活されたとのこと。

これは、行くしかない。私が愛した味を追い求めて、音更町へ行こうじゃないか。

愛しの豚丼、ここにあり。

聞くところによると、かつてのかしわでは豚丼以外にも定食などのメニューも存在したが、現在はこじんまりと豚丼専門店として営業されているという。豚丼好きとして幾多のお店の味を堪能してきたが、元々のオーナーが作るかしわの豚丼を超えるものに出会っていない。それほどのインパクトを受けた味であるから、またあの味を楽しめると思うだけで胸の高まりが抑えられない。

あ、あった!ここだ!複数のテナントが連なる建物の一番端っこに、確かにあった。

炭火焼豚丼のかしわ。これが元々のオーナーのお店。つまり、元祖かしわだ。

控えめな佇まいに、元々のオーナーの性格を感じる。こここそが“元祖かしわ”である。中の様子は見えないが、表の駐車場にはそれなりに車が止まっており、やはり私と同じようにあの味を忘れられない人がたくさんいるのだろう。店に入ると、席のほとんどは埋まっており、ギリギリ入ることができた。この店にいる人たちは、元祖かしわを愛する仲間だ。

久々の豚丼とのご対面だ。ここは奮発して炭火焼豚丼(大)\1250を注文。この豚丼の甘辛くていい匂いが店内に充満していて、もう我慢できない。早く、早く食べたい!

炭火焼豚丼(中)1,250円

どんぶりからはみ出たこの盛り。いいじゃないか。思う存分楽しませてもらうぞ。
うん。この味。肉厚で食べ応えのあるかみこみ豚だが、ふっくらと柔らかく甘みを感じる。こりゃぁ、大盛りでもペロッといけちゃうぞ。そして、やっぱりこのタレだよな。豚肉との相性は抜群だし、豚の脂と混ざったタレが白飯に染み込み、ついついかきこんでしまうほどのうまさ。そして、お口直しに味噌汁をすすり、再び豚丼のうまさを一から堪能する。

こんな贅沢があっていいのか。至福のひと時とはまさにこのことだ。

絶品の元祖かしわの豚丼。

食欲が衰えることがない。どんどんかきこんでしまう。早く食べたいという思いと、無くなってほしくないという思いが交錯している。最後の一口を頬張り、大盛りであったことすら忘れてしまうほど夢中になってしまった。

炭火焼豚丼のかしわさん、いや、あえて言わせてもらおう。
元祖かしわさん。美味しい豚丼をありがとう。

またきます。

炭火焼豚丼のかしわ

住所北海道河東郡音更町新通20-1-29
電話番号0155-67-4466
営業時間10時30分~15時00分
定休日木曜日
Web担当者は忙しい こうなる前に、頼ろう。
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サラリーマン・レーサー

2015年10月に福岡から移住してきたサラリーマン・レーサー。 2015年北海道クラブマンカップ ザウルスJr.クラス シリーズチャンピオン獲得。 モータースポーツ、鉄道、産業遺産、写真、グルメ、筋トレ・・・様々な視点から情報を発信します!

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