細切りと透明感に感嘆「手打 佐藤」で超旨い蕎麦たぐってきた

2023年4月18日 11:30 1,898 Views
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札幌生まれ札幌育ち多分このまま札幌骨埋め

4月も中旬過ぎだというのに一時的に雪も降ったりと、今日の激寒札幌にはダウンコートと手袋のフル装備だった9進法と申します。こんな日の昼食はやっぱこれ。はい「冷たいせいろ」。ガタブル震えながらでも蕎麦は年中冷たい派。

手打 佐藤

「ステューシー」の店かと思ったら「手打 佐藤」の崩し字でした

札幌市白石区本通13丁目南10-12
営業時間 11:00~15:00(木休)
Instagram https://www.instagram.com/teuchi.satou/

たまたま僕の友人が店主さんと顔見知りで、3月末にオープンするので機会があったら行ってみてと前々から情報提供がありました。
ですがそれを省いても十分興味のそそるお店。というのも店主さん、おそらく札幌屈指の名店「志の家」さんでの修行を経ての独立出店です。

シンプルで明るく清潔感重視のインテリア

4台の駐車場あり。開店時間に合わせて入店すると、本マグロの競りくらい大迫力の「らっしゃいませ!」がフロアスタッフさんではなく厨房内の店主さんから発せられてちょっとビックリ。フロア女性が「お好きな席どうぞ~」と迎えてくれます。ソロ訪問にとってこれすごく嬉しいです。開店直後で全く混んでいないのに無理矢理に店が決めた1人用ブースに数人詰め込んで座らされたりとか大嫌いで。
レストランや居酒屋でもフロアスタッフが最短距離で対応したいが為だけに、テーブル席も詰め詰めに背中合わせの場所に座らせようとする店がありますが、不愉快そのものなのでそれだけで再訪しません。

メニューも順次増やしていく予定だそうです

ぱっと見、厨房1人・フロア1人なので営業時間・メニュー数もまずは手の回る範囲でやっているようです。富良野産牡丹そば使用。蕎麦は冷たいのに限ると思っているので、極寒日だろうが「せいろ大盛」をオーダーしました。あくまで個人の意見ですが温かい蕎麦食べるんだったら緑のたぬきで十分。
まだお客さんが少なかったので、ものの5、6分程度で到着しました。

あ、期待がもてる美しさ。せいろ大盛¥1,000(税込)
箸に取るだけで蕎麦粉のオーラが伝わる激めん。(それじゃカップラ)

二八ですね。志の家さんの圧倒的芸術点がある更科の美しさも惚れ惚れしますが、二八蕎麦にはそれはそれでバランスの取れた喉越しと風味、更科の純白さとはまた別の透明感が伝わるビジュアルの良さがあります。そのメリットを最大限に生かしたような、かんなりハイレベルな蕎麦。う~ん、相当な優良店。
1つ疑問だったのが、着席時にお冷→蕎麦と一緒に蕎麦湯提供→食後に合わせてそば茶提供というオペレーションだったのですが、蕎麦湯のあとに蕎麦茶よりも着席時のほうが個人的にはしっくりきます。ましてさむ~い日だったので。

蕎麦湯はしっかりとろみのある白濁タイプで嬉しい

結論:そのうちきっと行列店

単純な感想ですが、かなり美味しい蕎麦を提供してもらえ大満足。質の良さを鑑みると分量にもサービス感があります。あまりにも値打ちこいて並盛りだと3口で無くなるんじゃないか?って店にも遭遇してきましたが、きちんと「蕎麦で昼食を」に応えてくれる質実剛健なお店。超オススメです。

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食べ呑み・外遊び・エンタメが生き甲斐の札幌人

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