静かな湖畔が目の前に広がる「然別湖北岸野営場」でキャンプしてきた
「今週は〇〇アナウンサーがちょっと遅い夏休み中です」的に世間とズラして夏季休暇を取る9進法と申します。虫も少なくなりいよいよキャンプのベストシーズンになって参りました!
札幌在住なのですが、車で片道3時間以上かかるキャンプ場はそこそこ気合がいるもの。ましてそんなロングディスタンス移動して1泊なんて悲しすぎる。ってわけで然別湖に連泊キャンプしてきました。
然別湖 北岸野営場
河東郡鹿追町町北瓜幕
利用料金 1泊 大人250円 小人150円
URL https://www.shikaoi.net/detail/43
大雪山国立公園内にある然別湖。標高810mという高地にある自然湖です。
野営場とキャンプ場の違いは明確にはないものの、簡単に言うとあまり設備が整っていないのが野営場ってところでしょうか。管理人が常駐していなかったり、自販機もなく、ましてシャワーなんてあるわけ無い。
ただ野営場は圧倒的に安い!場所によってはそもそも無料だったりもします。体感では昨今のキャンプ場の相場が1泊¥1,500~¥3,000ですが、ココはなんと¥250!サイト予約が出来ないので場所が空いているかドキドキでしたが、素晴らしいロケーションのサイトも確保出来て勝利確定です。カヌーや最近流行りのSUPを楽しむ人たちも沢山いましたが、そんな景色をツマミに昼飲みしますよね。
野営場近隣の紹介です。同じ然別湖の岸沿いにあるこちらのスポット「湖底線路」。冬季に遊覧船を引き上げる為のレールなのですが、線路が水中に沈んでいく様子が幻想的です。透明度の高い水質だからこその見応えがありました。
1泊のキャンプなら我慢できるものの連泊だったので助かるのがお風呂。ホテル風水さんが12:00~17:00まで日帰り入浴(大人¥1,000タオル付)を受け入れてくれていたので利用しました。露天風呂からは然別湖を一望できるという贅沢ビューを味わえます。
結論:秘境
鹿追方面から向かうと、前述の温泉ホテルから更に湖岸沿いを2km程度車で進んで辿り着く野営場なのですが、道も狭く路肩はなんのガードも無くいつでも湖に車ごとダイブできるデンジャーゾーン。それだけに夜中に走り屋やトラックの騒音も無ければ、わざわざ訪れる利用者もアウトドアリテラシーが高い人達が多い気がしました。
残念ながら曇天気味だったため、売りの1つである満点の星空は味わえず。是非とも次回は天候に恵まれることを期待して再訪を誓いました。すごく良い野営場。