札幌・平岸の新名所「だるま横丁」が本格始動 タクシー会社発の“毎日立ち寄りたくなる横丁”に注目
住宅街のど真ん中で、ちょっと飲みたい日も、コーヒーを飲みたい日も、イベントを楽しみたい日も。
札幌・平岸に、そんな「毎日立ち寄りたくなる」複合型飲食拠点「だるま横丁」が本格始動しました。
タクシー会社・平岸ハイヤー株式会社が自社敷地を活用し、飲食・カフェ・エンタメ・マルシェ・地域情報サイトまでをぎゅっと一か所に集めた“街の拠点”として動き始めています。
「だるま横丁」ってどんな場所?

だるま横丁は、札幌市豊平区・平岸エリアに誕生した複合型の横丁スペースです。
敷地内にはダイニングバー「アップルロッヂ」、テイクアウト&デリバリー専門の「ニックジャンク」、昭和建築を活かした地域カフェ「タクシーガレージカフェ」、イベントや宴会に使える「ダルマホール」が並びます。

さらに、毎月1〜2回開催される「平岸マルシェ」、平岸エリアの暮らしに役立つ情報をまとめた地域情報サイト「平岸だるまっぷ」も連携。タクシー会社の敷地を、地域の人が集う“横丁”に変えていく取り組みです。

忘新年会シーズンに向け、各店舗では宴会プランやコース料理などもスタート。
「ちょっと飲みに」「家族とごはんに」「イベントも一緒に楽しみたい」など、シーンにあわせて使い分けられるのも、だるま横丁ならではの魅力です。
ジャズ、落語、マルシェまで “住宅街で本物が楽しめる”横丁へ
だるま横丁では、ダイニングバーやカフェ営業に加えて、音楽や落語、マルシェなどのイベントも定期開催されています。

平岸JAZZでは、サッポロ・シティ・ジャズ実行委員会の後援を受けた本格的な演奏が楽しめ、だるま寄席では東京から真打を招いた高座が行われます。冬の時期も屋内で開催される「平岸マルシェ」には、毎回15店舗前後が参加するなど、住宅街にいながら“本物の娯楽とマーケット”に触れられる場として育ってきています。
平岸ハイヤーの敷地を活用し、地域交通 × 飲食 × エンタメ × マルシェ × 地域情報メディアが一体となった、全国的にも珍しい“地域活性化モデル”としても注目の存在です。
「見守りネットワーク」も視野に タクシー会社ならではのまちづくり
だるま横丁の背景には、運営元である平岸ハイヤーの「地域ともっとつながりたい」という思いがあります。

目指しているのは、
・子どもたちが安心して外を歩ける街づくり
・孤独死のない街づくり
日々地域を走り回るタクシー乗務員と、だるま横丁で住民と接するスタッフが連携し、地域の異変や困りごとにいち早く気づける“見守りネットワーク”の構築も視野に入れています。
タクシー92台の後部座席広告スペースでは、イベント情報やクーポン、マルシェの告知などを発信。年間約300万人が乗車するタクシーを通して、地域に情報がきちんと届く仕組みづくりも進めています。

昼はカフェやマルシェ、夜はジャズや落語、宴会やバータイム。
子どもから高齢者まで、それぞれの居場所が見つかる“第三の場所(サードプレイス)”として、だるま横丁はこれからも育っていきそうです。
だるま横丁 施設概要
| 所在地 | 札幌市豊平区平岸2条4丁目5-15/2条5丁目1-6(敷地約900坪) |
| 開業 | 2025年8月より複合的にスタート |
| 主な内容 | ダイニングバー、テイクアウト、カフェ、イベントホール、マルシェ、地域情報サイト |
| 運営 | 平岸ハイヤー株式会社、株式会社Apple Lodge |
サツッター編集部のひとりごと
平岸に住んでいたら「今日はごはんだけ」「次はイベントついでに一杯」と、なんとなくふらふらと通ってしまいそうな横丁。タクシー会社の敷地から“街の居場所”が生まれるって、なんだかちょっといいですね。(コメント:編集部 SHIHO)
















