札幌っ子のおにぎり屋さん登竜門「ありんこ」で頬張ってきた
子供の頃に読んだ昔話「おむすびころりん」に対して、地面に落ちた時点で汚いから追いかける必要はないと思っていた若干潔癖の9進法と申します。
「おにぎり」「おむすび」の呼称の違いは地域差なのか知りませんが、僕はあえて「握りめし」と呼んでいます。嘘です。おにぎりって呼びます。
おにぎりのありんこ オーロラタウン店
札幌市中央区大通西2丁目さっぽろ地下街オーロラタウン
営業時間 8:00~20:00(無休)
URL http://www.onigiri-arinko.com/index.html
1980年に札幌で第一号店をオープンし、現在は札幌市内5店舗、埼玉県に1店舗、宮城県に1店舗展開中。40年以上の歴史を持つ札幌っ子には昔から馴染みのおにぎり屋さん。
HPによる店名の由来。開店当初は客席を合わせても3坪だった狭小スペースで店員さんが忙しくちょこちょこ動き回る姿から「ありんこ」としたそうです。
また、型を使わず「手で握る」ことにこだわっおり、またどこから食べても具材に出会えるように三角形なのも特長だそうです。が、コレに関しては丸形だろうがどこから食べても具材に出会えることには変わりが無いと思いました。
昨今、コンビニおにぎりでも高騰化高級化しており平気で¥200くらいするものがありますが、おっさんからするとちょっと前(多分20年前)はおにぎりは1コ100円程度が相場だったのに!と驚きます。
ありんこさんも、おにぎりでしょ?ってつもりで食べたら痛い目には合います。例えば「すじこ」レギュラーは1コ¥750です。おにぎりの中で1番好きなのがすじこの僕も流石に手が出ませんでした。
テイクアウトのお客さんも多数。昼前後には行列になっている場合もあります。ですが僕が思うに、このお店のおにぎりのメリットを最大限に生かすのは「イートン」あるいは「買った直後から歩きながら食う」だと思っています。
食べる先から崩壊寸前の緩い握り、かつホッカホカのおにぎりを堪能するにはすぐに食べるのがベスト。
【山わさび風味 牛そぼろ】風味と言いながら、山わさびがしっかり具材の1つとして機能している主張もあるので、個人的には最高のタッグでした。これは合う!
【チーズかつお】個人的には人生初めてココで食べた傑作マリアージュ「チーズと鰹節」です。ジャンボサイズで頂きました。これこそすぐに食べたほうが良さが判る。チーズの溶け具合がたまらない!
【豚汁】汁モノとしては値は張りますよ。でも豚バラ肉やジャガイモなど具材たっぷり、そして玉ねぎの甘味が溶け込んだ最高のサイドメニュー。
結論:シンプルかつ過不足ない和食
俗に言う一汁三菜。コレの変形として、おにぎりの具材&味噌汁以上にふんだんな食材が入った豚汁。心がほっこりする一食なんすよね。ご馳走様でした。