鮮度抜群!道民も白目を剥くうまさ「かみ磯」で海鮮を堪能してきた
多少、親の道内転勤があったものの札幌生まれ札幌育ち、道外に住んだことは1度もない9進法と申します。かといって北海道ならではのとびっきりクラスの海の幸を、いつでも口にできるわけも無し。宮崎県民だって毎日マンゴーにかぶりつけるわけでもないでしょう。美味しかったり希少なものは当然値が張りますしね。コチラのお店、特別な時だけ奮発して利用させて頂いています。
かみ磯 北第1ふ頭(札幌時計台店)
札幌市中央区北1条西2-2-3 りんどうビル2F
営業時間】17:00~23:30(月~木・祝)・17:00~24:00(金・土・祝前)日休
http://kamiiso.net/
店名の「かみ磯」は、函館方面の上磯町から来ているのでしょうが、町は2006年に併合されており現在の北斗市がそれに該当する地区です。
角地ビルのローソン上の派手にぶち上げた看板にもある通りお店の売りは活イカ!春先はヤリイカ、夏場はスルメイカなど旬によって提供してくれる種類が変わります。ただし、時化で漁が出来ない日が続くと仕入れが無い時もあるのですが、今回は運良くありつけました。
足や耳、まだ動いている状態で提供されます。小雪も二度見するほどの透明感のある肌じゃないでしょうか。身は箸で持っても曲がらないままのコリコリを維持しています。キモも濁りのない鮮度の象徴そのもの。山わさびを薬味にして口に運ぶと白目剥きます。
いくら鮮度が良くてもここまでの状態のホタテの刺身には滅多に出会えません。ホタテ貝柱の燻製などは確かに縦に割れていきますが、生の状態でほぐれていくような縦ラインが目に見えて残っているのは凄いこと。ヒモもブリブリの張りと濃厚な旨味で感動モノです。
どれも美味しい刺盛りでしたが、特筆したいのはタコ。大抵、タコ刺しといっても浜茹でしているので正確にはゆでタコ。ですがこちらは生のタコをさっと焼き目をつけての提供。甘みと柔らかさが広がるたまらない一切れでした。
結論:道民でも、いや、道民こそ行ってほしい
普段遣いにはちょいお高め。またメニュー的にも観光客をターゲットにしている雰囲気がありますが、是非とも道民にこそ訪問して欲しいお店。剛腕そのものの北海道の食パワーを再認識できます。ご馳走さまでした。