「苫小牧の ”三星 沼ノ端店” でシマエナガの焼き立てパンを食べてみた」- マスオ。の、リアル孤独のグルメシリーズ!Vol.3 -
ライターマスオ。の孤独のグルメシリーズ。朝の苫小牧でマスオ。が出会ったかわいい朝食とは...? 癒しの朝ごはん!
北の大地を一人旅で動き回る、孤独の旅好きライター。
今回はどこに降り立ち、どこのお店に行こうか...
苫小牧で朝食に困ったら三星さんへ行こう。
苫小牧市は北海道の太平洋側に位置し、本州各地を結ぶフェリーや貨物船が往来している港湾都市。
この日の朝の最低気温はマイナス12度近くまで冷え込み、道路のあちこちがアイスバーン状態となっていた。そんな寒い中を車でさまよっていたわけだが、朝という時間帯は食事に困る。ホテルに宿泊していればホテルの朝食を楽しめるのだが、そうでない場合、外で朝食をとるというのはなかなか難しい。コンビニで買うのも味気ないし、今日の気分だとチェーン店に入ろうという気にもならない。
さて、朝食を求めている私の体にピッタリのお店はどこにある...ん? 営業中?
ここはなんだ。三星というのは、あの日本一食べにくいお菓子と言われている“よいとまけ”を製造・販売しているメーカではないか。その三星の路面店が苫小牧市内にはあちこちにある。
店の前に立っている旗に「焼き立てパン」「無料コーヒー」と書いているじゃないか!
今日の朝食は“朝ごパン”にしよう。
各店舗で焼く焼き立てパンと無料サービスのコーヒーでイートインモーニング!
通った道の途中にあった「三星 沼ノ端店」さんへ入ると、入り口から焼き立てパンのいい香りがするじゃないか。菓子パンから総菜パン、ケーキに焼き菓子、いろいろな物が売っている。焼き立てパンは新型コロナウイルス対策としてすべてが個包装されている。こういった対策には、お店の方々の努力と苦労があってのこと。ありがとう。
パンは直感で選ぶ。シマエナガパンはその可愛さに惹かれて。ベーコンとアスパラのピザ風パンは絶対に美味しい組み合わせだと分かるから。カレーパンは王道。
そして、無料サービスのホットコーヒーを紙コップに注ぎ、イートインコーナーで黙食。
いただきます。
思った通りだ。ベーコンとアスパラのピザ風パンの間違いないおいしさ。これ嫌いな人いるか? と思うくらいの安定感がある。私はこういう総菜パンが大好きだ。
シマエナガパンは可愛すぎだろ。
どういったパンかを確認せずに可愛さでセレクトしたが、どうやらシマエナガ三兄弟という設定らしい。三兄弟ということで三種類のクリームが中に入っている。北海道かぼちゃクリーム、スイートポテトクリーム、りんご入りカスタードクリーム。どれも美味い。この甘さにサービスのホットコーヒーを合わせたらピッタリだ。
カレーパンは外れないおいしさ。特にコメントすることも無い安定感だ。満足。
勢いで3種類のパンを食べたが、かなりお腹が膨れた。余裕と思っていたが、3個も食べれば食べすぎなほどの満足感がある。
苫小牧地域に住んでいる人たちは、こんな素晴らしいお店が身近にあるなんて羨ましい。
きっと「ちょっと三星さんで朝ごパン買ってくる」なんてやりとりもあったりして。
ごちそうさまでした。
三星 苫小牧店さん、美味しいパンとコーヒーをありがとう。
またきます。
三星 沼ノ端店
住所 北海道苫小牧市北栄町2丁目26-26
営業時間 9:00~19:00
電話番号 0144-51-2051
TV東京の人気ドラマ『孤独のグルメ』を愛するライターマスオ。が、リスペクトを込めて五郎さんの気分で北海道のグルメ店を食べ歩く!マスオ。のリアル孤独のグルメシリーズ!前回までの記事を読む