雰囲気も店員さんも感じよし!「ビストロSACHI」で呑んできた

2023年6月16日 11:30 673 Views
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札幌生まれ札幌育ち多分このまま札幌骨埋め

映画好きな9進法と申します。映画におけるレストランのシーンは沢山ありますが、やはり忘れられないのは「ゴッド・ファーザーpart1」におけるイタリア料理店での、例のトイレの流水タンクに拳銃を隠しているシーンです。

JR新札幌そばのトリッキーな三角柱ビル。2019閉店の模型店「ホビーハウス サトウ」もありました

産直大衆ビストロSACHI 新札幌店

札幌市厚別区厚別中央2条5丁目3-1 ワイエスビル1F
営業時間  17:00~0:00
Instagram https://www.instagram.com/sachisapporo/

いきなりですがちょい疑問を。自分の知識では「ビストロ」はフランス語で「小さな料理店」みたいな意味。ですが、こちらのお店のメニュー、ピッツァやカルパッチョやバーニャカウダなどのイタリア料理、或いはアヒージョやタパスなどのスペイン料理です。なので店名かなり間違ってない?あえて名付けるならビストロじゃなくイタリア語で言うところの「タヴェルナ」か「トラットリア」、もしくはスペイン語の酒場「バル」じゃないでしょうか。まぁ、しゃーない。雰囲気で付けたんでしょう。そもそも「もんきち商店」という海鮮居酒屋、或いは「シハチ鮮魚店」という激盛り海鮮丼で有名なバリバリ和の磯料理のお店の系列でやっているSACHIさん。

ビル外観で判るように癖のある三角形の店舗。でもすごく開放的でいい感じ
メニュー・素敵なイラスト・価格をコンパクトにまとめている秀逸なワンシート

初っ端からから店名に対してイチャモンをつけましたが、何度もリピしているお気に入りのお店。全国チェーンよりも、札幌ひいては北海道発祥のお店を応援したい自分としては、「気軽さ、美味しさ、雰囲気の良さ」の三拍子が揃っている信頼のお店です。

ピッツァの原点にして頂点のマルゲリータ。生地が薄いのが自分好み
これが超旨。絶対に食べて欲しいカニ味噌クリームコロッケ
メニュー名忘れた。鴨肉、ハモンセラーノ、鶏胸肉の盛り合わせ。これぞ外食つまみ

人はなぜ外食するのか。僕が思うに、そもそもプロの技術が要る。やろうと思えば材料を買ってきて出来るだろうけど面倒。或いは少量の購入じゃ形にできない。「空間」それ自体の提供。あたりだと思っています。
たとえばココのピッツァ。シンプルながら美味しいです。ただ、仮に生地が既製品だとしても1枚だけ食べたいのに20枚入りシート購入?もしくはその1回の為だけにバジルソースやらモッツァレラチーズを用意?などがありますね。んでカニクリームコロッケ。明らかに系列の海鮮店があるからこそできる絶品。そして一番わかりやすいのがロット購入だからこその値段で提供できるハム盛り合わせ。などなどありますが、それが明らかに「うん、美味しい!」のセリフが出ればこその外食。sachiさん、きっちりすべての要素を満たしています。

評価しているお店だからの苦言。この見た目とネタでカルパッチョは反省してほしい

ここサツッターで数ヶ月にわたり記事を載せてもらっていますが、いつも忖度無しで書いているので、ちょっと1つ。雑さを感じたのがのカルパッチョ。あまりにも窮屈な盛り付けだし、いくらなんでもカルパッチョに「しめ鯖」は無いでしょ。他の具材の切り方含めて和の系列店の余り物感が出てしまっているので、そこだけは改めて頂きたいと思いました。...ただね、見ていただきたいのは以下の数行。

結論:店員さんの対応が素晴らしい!

総じて美味しいし値ごろ感もあるお店だと思っているSACHIさん。自分比で若いスタッフさんがチャキチャキ働いてくれているお店です。今回、自分と同行者の2人で飲み放題を利用したのですが、お互いスパスパ呑むタイプ。後半はハイボールを数杯チョイスの流れでラストオーダーで持ってきてくれたのがメガジョッキ。飲み放題にそんなもの存在しないんですよ。「ゆっくり飲んでってもらいたいんでー」だと。惚れてまうやろー!また来るしかないです。ご馳走様でした。

メガサイズを持って来てくれた「店長」と書かれたプレートを首から下げてた男性。成る程やり手
そのままで、ホームページ、大丈夫?
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食べ呑み・外遊び・エンタメが生き甲斐の札幌人

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