ラーメン嫌いを唸らせた!「ばりきや 菊水本店」のラーメンとチャーハンを食べてみた
ラーメンが食べたい。本日は息子とふたりきりの夕飯の予定だったので、ラーメン以外考えられないほど頭の中がラーメン一択でした。
息子「ラーメンは嫌い。ラーメン屋は嫌だ。」
スケットル「絶対、君には後悔させない。母を信じて一緒に食べに行ってほしい。」
息子「…とんこつ以外は認めない。」
スケットル「(ラーメン嫌いがとんこつセレクトって…)わかった!母に任せろ!」
ばりきや 菊水本店
札幌市白石区菊水9条1丁目4-7
http://www.bariki-ya.com/
博多ラーメンの名店と言われるお店がここ「ばりきや」。札幌駅で看板は見たことがあったのですが、なかなか行くことが出来ず気になっていました。まず名前がいいじゃないですか!「ばりきや」って、かっこいい!馬力を重んじている私の生活スタイルにピッタリ。
まずは券売機にて、食券を購入。
ばりきや初挑戦の私達はあっさりとんこつをセレクト。息子は「ばりきめん」。私はどうせ来たならこれ一択でしょ!の「全部のっけばりきめん」を選びました。あと、ラーメン屋さんに来たなら外せない「チャーハン」も注文。
店員さんに「麺の硬さはどうしますか?」と聞かれたので、初めて来たにも関わらずツウぶって「じゃあ、硬めで。」
店員さんが穏やかな雰囲気で接客してくれて、とても好印象。
バラエティ豊かなトッピングがお出迎え
このお店の素晴らしいところは、トッピングの種類が豊富なところです。
このトッピングを眺めているだけで、期待値が爆上がりします。まだラーメンに対して半信半疑な息子を横目にワクワクが止まらない!注文してから8分ほどでラーメンとチャーハンが到着いたしました。
「全部のっけばりきめん」 到着
乗ってる具材は、チャーシュー3枚、のり2枚、煮玉子、きくらげ、もやし、ネギ、明太子。
ちなみに対面席だったので写真は撮れなかったのですが、息子の「ばりきめん」はチャーシュー1枚、きくらげ、もやし、ねぎでした。
まず、明太子を崩す前に本来の味を味わっておこうと、ゆっくりスープから飲んでみると「くどさ」を感じない優しいスープで、とても飲みやすい。臭みがなく、かと言って醤油や塩ラーメンともまた異なる。「とんこつラーメン」なるものは脂っこいもの、と構えていた気持ちは、優しい風味のスープと共に溶けていきました。だからとて薄味でもない。これがとんこつのダシの旨味なんですね。
麺は細麺。かなり細麺。そうか、これだけ麺が細いと食べているうちに麺が柔らかくなりやすいから、麺の硬さを選べるようになってるんですね。「硬め」にして大正解。細麺だから、スープとの絡みと、一体感がすごくいい。おもいっきりかっこんで啜るというよりも、ゆっくりと味を楽しみながら食べるラーメンと言った印象です。
お次は、チャーハン。「やっぱりラーメン屋のチャーハンが世界一だ!」と言いたくなるほどイメージ通りの味付けで、理想のチャーハンでした。角切りのゴロゴロしたチャーシューが入っていて、お米一粒一粒がしっかり油をまとったパラパラご飯。味は安定の濃いめ。これ一皿だけでも満足できる仕上がり。スープもとても美味しかったです。
さて、ラーメン嫌いな息子はと言うと、まずそのビジュアルに虚を突かれたような表情でした。
息子「俺の知ってるラーメンは、もやしとキャベツの炒めたものが山盛りになっていて、熱々の油こってりで、やっと麺までたどり着いた頃には腹一杯でもう食べたくないってなるやつなんだけど、これは・・・ラーメンなの?」
息子よ、これもれっきとしたラーメンですよ。さあ、お食べなさい。
そこからはひたすら会話もせずラーメンを啜る親子。「うまっ!うまっ!」という言葉だけをお互い共有しながら。結局ふたりともスープまでしっかり飲み干してご馳走様を迎えることができました。
帰りの車の息子談
息子:あんな美味いラーメンは初めて。器から具が山盛りになっていないから、麺と具をバランスよく食べることが出来た。特にきくらげのコリコリ食感と、もやしのシャキシャキ感がものすごく美味しくて、麺だけではなくトッピングも楽しめた。チャーシューが少なく感じたけど、食べてみるとむしろバランスが良い。脂っこいチャーシューが苦手だが、あの優しいチャーシューなら大歓迎。細麺を初めて食べたけど、ラーメンには細麺がこんなに合うと思ってなかった。次回は「バリ硬」に挑戦したい。つまり、リピート決定だ!とんこつ、うまかったー!
小学生男子の常識をも覆す、衝撃の出会いを果たした「ばりきや」のラーメン。女性や子供でもとても食べやすく、替え玉もする女性も多いそうな。食べごたえもあるのに優しさを感じる、そんなラーメンをぜひ食べに行ってみて下さい!