遠い?それがどうした!「中華そば札幌煮干しセンター」で病みつき!「油そば」食べてみた

2023年2月14日 14:00 2,650 Views
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札幌生まれ札幌育ち多分このまま札幌骨埋め

「グルテンフリー」という食意識がこの世にあることは理解している9進法と申します。ただ粗忽者のため、似て非なる「グルテンフル」なランチにしてしまいました。

10台分程度の駐車場が用意されています

「中華そば札幌煮干しセンター」

札幌市厚別区もみじ台北6丁目1-30イオルもみじ台1F

営業時間 11:30~15:00、17:00~21:00

年中無休

店名的にウリは煮干しラーメン。だが言わせてほしい...

「満足」とは全て「自己満足」であり、「オススメ」とは全て「個人の好み」でしかありません。それを大前提として独断偏見断言しますが、ココ札幌煮干しセンターさんは、“油そばを食べに行く店”です。ラーメンも美味でしたが、かれこれ20回以上足を運ばせる原動力は、油そばへの飢え、中毒性です。

究極の逆張り出店?!

もみじ台エリアのマンモス団地は、札幌で最も高齢化が進んでいる地域と言われています。再開発が進む新札幌エリアに隣接し、野幌森林公園も徒歩圏内と、買い物環境や自然、交通利便性にも恵まれているそこそこ快適な住環境の気がするものの、新しい風を吹かせることには長年苦戦している模様。
2017年出店の煮干しセンターさん、そのもみじ台団地にあたかも飲み込まれたような、お世辞にも分かりやすくてアクセス良好とは言えない位置に陣取っています。ナビ無しでの初訪問は結構無理ゲー。飲食店でなくとも、店舗出店の際は立地・客層が重要ファクターなので、どの時間帯にどの年齢層が何人通行しているなど分析して慎重に場所選びすると思うのですが、その観点では「なぜココに?」の一言。また個人差あれど、年配の方が食べるにはやはり重いことは否めないかと。「中華そば」じゃなくて「日本そば」が定石かと。威嚇体の筆文字フォントで“背脂ふりましょう”、“にんにくいれましょう”などの敬語なのが余計に怖いタイプの大看板の文字に、店を通りかかった老婆も胃を押さえながら慄き去っていくのも見ました。
つまり「んなこた百も承知。場所はたいして関係ない。ファンになってくれりゃ客は来る」の啖呵切り出店としか思えません。だとしたら腹括っててカッケー。

油そば!脇目も振らず一気に実食!

カウンターのみ。対面に同様の横1列席があります。

昼ど真ん中の混雑は何度も経験済みなので、時間をずらしてゆったり訪問。

油そば

さて本題の油そば。

ルッキズムはおやめ下さい。絵面は悪くとも天地返しが美味しく食べるコツ。

卵黄も艷やかに綺麗に盛りつけされて登場した丼を、いきなり無惨にも“天地返し”で全体を底から混ぜ返して、タレと具材をまんべんなく行き渡らせて頂くのが、美味しさの秘訣。醤油とニンニクの香りが戦いの狼煙よろしく立ち昇ってきます。

うっかり盲牌しちゃうくらい麻雀牌サイズの迫力の角切チャーシュー

油そばというより、油うどんのほうがネーミングとしてしっくりくるほどの太麺です。チャーシュー&メンマも大ぶり。無心で食べ進め、途中からラー油や酢を加えて味変も享受しながらフィニッシュ。この日は麺の量300gと自分にしては大盛退治しました。怖いことにメニューには400や500gもあり、更には麺を残しておいた丼に「追い飯してそばめし風でどうぞ」なんつー冗談みたいな提案まで。いやいや十分腹パン。体感で2kgは肥えた罪悪感とは後日個別面談します。

結論:禁断症状が起きるものを幾つ持っていますか

「自分はコレを食べるために来た。胃に納めるまでテコでも動かん」と鼻息荒く煮干しセンターさんの敷居をまたいだ僕ですが、食に限らず中毒的だったり依存してしまうものって、身体に害悪がない限りは沢山持っている方が人生を楽しんでいると思います。既に次回の訪問の為に体重管理に勤しもうっと。(切実)

Web業務、もう嫌だ。大丈夫、シュシュがいます。
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食べ呑み・外遊び・エンタメが生き甲斐の札幌人

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