赤黒の餃子!?白狼軒の「フクモリ餃子」を食べてみた

とある人のことを「いいな、素敵だな」と思っていると、自然とその憧れの人に自分を似せようとしてしまう、というのは人間の心理として何も不自然なことではない。
外見のファッションを真似てみたり、要素を取り入れてみたり、内面では考え方や発言を拝借したり。
そうやって自らを理想とする姿に近づけようとする中で、”自分”というものが形作られていくのだと思う。

自分の話で恐縮だが、北海道コンサドーレ札幌のサポーターになると、身の回りに「赤」もしくは「赤黒」のアイテムが”自然と”増える。
元々持っていたスマートフォン、ネクタイ、そして今年新調したトートバッグ、さらには財布までを赤で統一してしまった僕を見て、職場の同僚は「トータルコーディネートだね」などとオトナなフォローをしてくれたが、ふとした瞬間に自分でもあきれてしまうことがある。
しかし、これはあくまで”自然と”増えているので、自分にはどうしようもない。お店に入ると「赤」もしくは「赤黒」のアイテムが一番魅力的に見えてしまう、一種のビョーキなのである。

これを自分のお店、しかも飲食店でやってしまった人がいる。
この画像を見ていただきたい。

「フクモリ餃子」白狼軒に在り

見まがうことなき「赤黒」、しかし餃子である。

この餃子と出会えるのは、JR琴似駅から徒歩2~3分の「白狼軒」というラーメン屋さん。
店長さんがコンサドーレの熱心なサポーターで、店内には選手のサインやポスターなどがところ狭しと飾られている。

あとで店員さんが教えてくれたのだが、左上の餃子ポスターにたくさん入っているサインは、店長さんがお休みの日にコンサドーレの練習場にせっせと通い、集めてきたそう。
店長さんのコンサドーレ愛をうかがい知ることが出来る。

着席し、メニュー表を開くと、これも「赤黒」。
普通の人なら「マジか」と思うことだろうが、きっと”自然に”そうなってしまったのだろう。僕にはわかる。

ちなみにこのお店、ラーメン屋さんでありながら「マウンテンチキンカツカリー」もおすすめとのこと。
無類のカツ好きとしては「まるで山のようです」というキャッチコピーに心揺さぶられるが、かなり辛いらしいので頼むには勇気がいる…。

いざ注文、ご対面!

今回は「海老味噌ラーメン」と「フクモリ餃子」を注文してみた。

・「海老味噌ラーメン」

まず、ベースとなっている味噌のスープのクオリティがしっかり高い。
そして、そこに加えられた海老の味と香り。これでもか!というくらい海老。想像以上の海老感に、正直ビックリ。海老好きにはたまらない。
麺との相性もよく、大ぶりのチャーシューも美味しい。
海老スープのラーメン好きならぜひ試してほしい一杯。

・「フクモリ餃子」

そもそも何故「フクモリ餃子」なのかというと、北海道コンサドーレ札幌の野々村社長がテレビ番組の企画で、元々このお店の常連だった福森晃斗選手の名前から命名したから。
つまり、チーム公認の餃子と言っても過言ではない。

赤は「唐辛子餃子」
一口かじると確かに唐辛子…だけど、決して辛すぎることはなく、より多くの人が食べやすい味に仕上がっていると感じた。

一方の黒は「チーズ入り餃子」
なんとも意外な感じのする組み合わせではあるが、チーズのコクが肉の旨味を増し、そしてモチモチの餃子の皮によく合うナイスアイディア。

衝撃的な見た目の「赤黒」餃子だが、両者とも確かに美味い実力派であった。
もしかすると、この皮の色が気になってしまう人もいるかもしれないが、北海道コンサドーレ札幌というチームを愛していると出来上がってしまう”自然”なものだと思ってぜひ食べてみてほしい。
きっと、その魅力に気づくはずだ。

白狼軒(ぱいろうけん)
https://tabelog.com/hokkaido/A0101/A010204/1040894/