「8curry(ハチカレー)」のルゥ2本柱を味わえる「あいがけカレー」食べてきた
カレーはスープよりルゥ派、ポテチはハンターよりトーレス派の9進法と申します。長年、札幌といえばスープカレーが席巻してきましたが、ここ数年の間にスパイスカレーのお店も目につくようになってきたのは嬉しい限り。
「かつや」さんスタイルで、毎度訪問の度に頂ける割引券を握りしめてお気に入りのこちらのお店に。
8 CURRY
札幌市北区35条西4丁目1-1 サトービル1F
営業時間 11:00~16:00(月・火休)
URL https://www.instagram.com/8curry88/
オープン時の店名は「エイトカリィ35」だったのですが、数年前から「8curry」と表記して「ハチカレー」と読むお店に改名。
調理もフロアも全員女性スタッフさんで、とても感じが良いお店です。来店時退店時の声掛けや、メニュー表に載っているもの以外の補足説明など全てにおいて細やかさがあり、店内にはスパイスの香りと共に清潔感も漂っています。
8curryさんのカレーの大きな特長として「グルテンフリー」「化学調味料不使用」があります。小麦粉によるトロミ付加ではなく素材からの自然なトロミ、また化調だけではなく精製された白砂糖も不使用です。
2種類のルゥはどちらも体験済みですが、それぞれ方向の違う美味しさがあって甲乙つけ難し。また、超お気に入りのトッピングもあるので結果このようなオーダーに。
ハチカレーは、お店独自にブレンドされたスパイスの抜けがたまりません。どちらかというとスパイスカレーといえど優しさを感じます。また、味の奥に広がる複雑な出汁の美味さこそが、このルゥの中毒性の正体と思われます。
パキスタン風の無水カレーは、食感もスパイスのブレンドも全然違います。千切りされた生姜がシャキシャキとしたアクセントとなっており、スパイスも尖りがあってそれがまた食欲に拍車をかけてきます。
追いマサラ自体には辛さはなく風味をアップさせるものですが、ちょっとした食感をプラスする効果もあり是非オススメ。
そして5種の素揚げ野菜!毎回微妙に種類が違うので、その季節の旬を見繕ってくれているようです。それはそれはお皿が華やかになるだけではなく、野菜の旨味と食感が、トッピングといえどもメインのカレーと肩を並べかねないスター性に溢れています。
結論:文句なしの食体験
欲望のままに「あいがけ」さらにトッピングをした為に、お値段的には手痛いレベルになったものの納得の絶品ランチ。福神漬やらっきょではなく、2種の本格アチャールが添えられているのも専門店だからこそであり、全てが嬉し楽しの食体験。ご馳走様でした。