そびえ立つ金字塔!「スープカレーしゃば蔵」でスパイスカレー食べてきた
昨今ヤンキー漫画といえば「東京卍リベンジャーズ」ですが、自分の時代は「ビー・バップ・ハイスクール」だった9進法と申します。その漫画の中でしか聞いたことがない単語が「シャバ僧」でした。意味は「ダサいガキ」ってところですね。
スープカレー しゃば蔵(しゃばぞう)
札幌市中央区北1条西4丁目2−2 札幌ノースプラザビル B1
営業時間 11:30~15:00・17:00~22:00 日祝休
URL https://syabazo.owst.jp/
札幌のオフィス街ど真ん中の駅前通り沿いにある札幌ノースプラザビル。角地ビルのデカい壁時計は札幌っ子ならご存知ではないでしょうか。そのB1といえば、居酒屋からちゃんこ屋までがランチ提供してくれているので、昼時ともなると付近のサラリーマンがわんさか集まってきます。
さて、しゃば蔵さん。店名にスープカレーと入っていますが、自分は基本的にカレーはルゥ派。それでも数回訪問しているのは、ココのお店、スープカレー以外のメニューにも魅力的なカレーがあるからなのです。
こちらのお店のスープカレー、ベースとなるスープには羊の骨をじっくり煮込んだ出汁を使用しているのが特徴です。その流れでスープカレー以外のメニューにも、羊を生かしたものが色々。中でも僕がリピしているのがこちら。
マトンとは生後1年以上の羊肉です。それに2種類の玉ねぎ(生と炒めた玉ねぎ)を加えたインドカレーがマトンドピアザ。アチャール(インドの漬物)も彩りを添えてくれた華やかなワンプレートで登場です。
茶色と白米のツートンカラーがカレーライスの基本配色ですが、ライスは神々しいカラーリングでピラミッドを模した盛り付け。手垢にまみれた雑学ですが「金字塔」とは「ピラミッド」のこと。なぜインドカレーのライスがエジプトのピラミッド型かはわかりません。タージ・マハルだと成形が難しかったからでしょうか。
無印良品のレトルトのマトンドピアザはもっとさらっとしたインドカレーらしさがありますが、こちらはどちらかというとパキスタン寄りの水無しカレーっぽいルゥ。むしろ好み。マトンの香りとコクが溶け込んだ濃厚な味わいがたまらなく、まぁ旨い。崩壊寸前の超半熟卵も、途中でスパイスをなめらかにしてくれる味変アイテム。自分としては大辛で丁度スパイスの刺激と旨みを体感できています。食後は杏仁豆腐でさっぱりとリセットさせてくれるのも気が利いております。
結論:看板に偽り有り
店名に「スープカレー」をドンと入れちゃうと、当然そっち系オンリーだと思うじゃないですか。でもこれだけ美味しく目にも楽しいスパイスカレーや、キーマやオムカレーもあるんだから、ちょっと店名は失敗だったんじゃないかなと。自分としては是非しゃば蔵さんでは、スープカレー以外も味わってみて欲しいと思います。ご馳走様でした。