札幌場外市場のカレー店「カレーの子 くろしお」で“進化系キーマカレー”を食べてみた

2023年2月8日 11:00 1,652 Views
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札幌生まれ札幌育ち多分このまま札幌骨埋め

毎朝「今日は○月○日○曜日」と口に出してから布団を出るのを日課にしているくせに、カレーを食べることで金曜日であることを確認するという海軍式の茶番が大好きな9進法と申します。

カレーの子 くろしお

中央区北10条西21丁目2-16 札幌場外市場食堂長屋
平日 10時半-15時/17-20時半 土日祝 9-20時半

札幌市民の台所“中央市場”に隣接の場外市場にあるお店です

札幌グルメ観光の1丁目1番地に陣取る“食堂長屋”

大型バスが続々到着するココ。言わずと知れた観光スポット【札幌場外市場】。北海道グルメを堪能できる飲食店がひしめくこの界隈にあるコンクリ打ちっぱなしの建物、その名も【食堂長屋】。もはや古典落語でしか耳にしない“長屋”スタイルに海鮮丼屋さんや有名ラーメン店などが入っている建物です。中でもシックな看板でひときわ目立つのが「カレーの子 くろしお」さん。

観光客が多く訪れるエリアってことでここはスープカレー屋さんが定石かと思いきや、お店のスタイルは変化球の“欧風キーマカレー”

“札幌カレー新ジャンル 進化系キーマ”の正体とは

スープカレー店・ルーカレー店での修行を経て...

1年以上前から気になっていたのにタイミングが合わずでやっと訪問できました。店長ならぬ“船長”さんはYoutubeやInstagramを開設しており、そこからの情報によると、有名スープカレー店や人気ルーカレー店「円山教授」さんで修行した上でお店をオープンしたそうです。その経験を活かして新ジャンルを打ち出したお店ということで興味が湧いて来店した次第です。

サイン色紙が多数飾られており、ローカルTVの取材もひっきりなし

オープンキッチンにスタン・ハンセンが乱入していると思ったら看板にもあったイラスト同様の奇抜ハットを被った船長さんでした。オーダーしたのは気になっていた“船長カレー”¥1,380(ゴハン中200g・辛さ4番)。

この日のフィッシュフライはイワシでした
フィッシュフライ&エビのカレーとあるものの野菜の素揚げもボリューム十分

早速ルーから頂きます。なるほどベースは欧風カレーらしく果物や野菜の甘味を生かした味わいなのにスパイスも本腰を入れた主張をしている、そこに粗挽き肉の食感の楽しさが加わっています。そしてこの挽き肉が均一的な大きさではなく、たまにボスキャラのようにゴロっとした大物に当たるのが妙に嬉しい。エビも大ぶり肉厚なものをおごってくれており大満足。

ザッコザコ食感の揚げたてニシンフライ

サイズ的にはバドミントンラケットのグリップ部分くらいでしょうか。鯖カレーとかはあるものの、カレーに青魚のフライとはなかなか家庭では思いつかない組合せ。思いの外、相性が良かったです。おそらくシンプルにこのフライが身もふっくらで非常に美味しい。そのままカレーから引っこ抜いて白飯と味噌汁を用意すれば定食として成立する感じでした。

卓上にあるスパイスで辛さブースト可

4番辛口でオーダーしましたが個人的にはもうちょい辛味があっても嬉しいと思い、途中で画像左のスパイスを数振り。結果、食後には汗がツーっと。結構パンチあります。

結論:まだまだ別のメニューを試したい

今回初訪問のお店だったので“船長カレー”という看板メニューとおぼしきものをオーダーしましたが、豚丼が名物である帯広出身の船長がタレにコダワったという“ポークカレー”、今回もトッピングされていた素揚げ野菜が思いっきり楽しめる“野菜カレー”も魅力的。再訪必至のお店でした。

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