鉄板の欧風カレー「咖哩屋 梵 bon」でビーフカレー食べてきた
カレーはスープよりルゥ派、卓球はシェイクハンドよりペンホルダー派の9進法と申します。年がら年中食べているものの、やっぱカレーは夏が似合う!というわけでお気に入りの店でランチカレーしてきました。
咖哩屋 梵 bon
札幌市西区二十四軒1条4丁目3−12 興発ビル 1F
営業時間 11:00~15:00 18:00~21:30(月休)
URL https://carry-ya-bon.jimdofree.com/
2012年オープンのこちらのお店。外壁もドア横のステンレス切り抜きの看板もオシャレです。そして店内も雰囲気良し。俗に言うスタンドカレーのスタイルが昭和っぽくもあって素敵なのです。ササっと食べて店を出る感じがなんともスマート。
明治だか大正時代にたまたま船旅の客室食堂でカレーに添えられたことから定番になったといわれる福神漬。いわゆるアジアカレーの「アチャール」替わりに似たような色合いと雰囲気のものを添えただけなのでしょうが、その御蔭で今でも生き残りましたね。まさにラーメンにおけるナルト状態。
ですが梵さんでは福神漬は無く、薄い沢庵に近いものがあったのでちょっと添えました。あくまで超個人的な嗜好ですが、ラッキョウに関しては口に近づけられたら、3億円事件もグリコ森永事件も自分がやったと自白するくらいの拷問器具です。
ビーフカレー¥980 辛さ2アップ¥20=¥1,000
カレーは3種。ビーフ、チキン、ポークとありますが、やはり梵さんでは欧風ビーフを食べないことには始まらないのではないでしょうかどうでしょうか。
赤ワインとフォンドヴォー(仔牛の骨や肉と野菜からとった出汁)で時間をかけてじっくり煮込んだお店自慢の牛肉の味わいが多幸感を与えてくれます。
追加トッピングも色々と用意してくれているものの、ここのビーフカレーの場合、あくまでフォンドヴォーと牛肉のみで勝負。プロレスラーでいうとマスク被ったり毒霧吹いたりせずに、黒パン一丁のストロングスタイルが最高です。
注意事項としてはルゥとライスのバランスが際どい為、慎重にエンディングを迎えるべく配分には神経を使います。
結論:カレーというジャンルの派生が素晴らしい
おそらくインド発祥のカレー。「欧風カレー」という形の発展もあれば「カレーライス」という日本独自のものも確立されています。こちらの店名「梵」はヒンドゥー教における宇宙根本原理の意ですが、原点に敬意を表しながらトマトベースのチキンカレー、果物&野菜ベースのポークカレーと、美味しさの可能性を追求する良店。ご馳走さまでした。