「ニューヨークチーズケーキ」
「ゴルゴンゾーラのチーズケーキ」
「サワーチーズケーキ」
「焼きチーズケーキ」
「ケーゼ」
「いちごケーゼ」
「エスプレッソのレアチーズケーキ」
「ニューヨークバナナチーズケーキ」
「濃厚なレアチーズケーキ」
「いちごみるくチーズケーキ」

これだけの数のチーズケーキを一度に探してくるのは、「チーズケーキ 種類」という指示を受けたGoogleでも難しいだろう。

円山の住宅街エリアに佇む、チーズケーキ専門店。
小さなお店のショーケースを覗けば、様々な変身を遂げたチーズケーキが所狭しと並んでいる。

チーズケーキの法則?

マーケティングの分野で用いられる「ジャムの法則」というものをご存知だろうか。

24種類のジャムを並べた売り場と、6種類のジャムを並べた売り場を用意したところ、24種類の売り場ではお客さんの実に60%が試食をし、6種類の売り場では試食は40%にとどまった。
ところが、6種類のジャム売り場では試食したうちの30%ものお客さんが実際に購入をしたが、24種類の売り場で購入したのはたった3%。
必ずしも選択肢が多い方が売上が多くなるというわけでもない、という実験結果である。

では、このお店の場合はどうだろうか。

10種類のチーズケーキを並べた売り場に、25歳男性(甘党)が来ました。

選択肢が多いので、非常に悩みます。

1種類だけでは我慢できず、「ケーゼ」と「ニューヨークバナナチーズケーキ」、それにコーヒーをセットで頼みます。

選択肢を多くした結果、売上も増加。
ここに「チーズケーキの法則」が立証された。


意味不明な余談はさておく。

注文した商品の到着を、窓側の席で待つ。


店内を見回すと、可愛らしい椅子・テーブルやシャンデリア、それにピアノまで配置されている。
お店でお茶をするというよりは、誰かの家のちょっと贅沢なティーパーティーに招かれたような気分だ。

自分の中で「良いお店」かどうかを判断するときに、提供される料理や飲み物が美味しいかどうかはもちろん大事だが、それと同じくらい店内の雰囲気や居心地なんていうのも重要な要素だなぁと改めて思わされる。

淹れたてのコーヒーの良い香りとともに、チーズケーキが運ばれてきた。

チーズケーキ専門店の実力

☆ケーゼ
濃厚でありながらチーズの味は強すぎない、ほんのりレモンの香りもするクリーム。
柔らかさ・なめらかさを何申し分ない絶妙なバランスで仕上げたカスタードクリームのような、そんな初めての食感に脳が錯覚を起こしそう。
そのクリームを受け止めるのは、素朴なクッキーを思わせるほんのりとした甘さと、小麦の味わいが美味しいタルト生地。相性抜群。
「お店の一番人気」というのにも納得がいく美味しさ。

☆ニューヨークバナナチーズケーキ
クリーム自体にバナナの華やかな甘みが含まれていてびっくり。
爽やかな味わいが口の中を駆け抜ける、新感覚のチーズケーキ。
ケーゼとは違うザクザク食感のタルト生地、軽く焦がしたバナナとチョコレートのトッピングが楽しい一切れ。

お店のホームページには、「多種多様なケーキを常時15種以上ご用意しています」との案内文が記されている。
あなたもぜひお店に足を運んで、まずはどれにするかたっぷり悩んで欲しい。
そして、心安らぐ店内でお気に入りのチーズケーキを味わって欲しい。

 

チーズケーキ専門店 BuonoBuono(ボーノボーノ)
http://www.buono-buono.com/