アイヌ文化発信空間「ミナパ」に行ってみた

2019年4月11日 16:33 1,386 Views

どうも!すっかりご無沙汰サツポロミです。
3月21日春分の日にお披露目された、アイヌ文化を発信する空間ミナパ~minapa~に行ってきました。

ミナパとは「大勢で笑う」という意味

地下鉄南北線さっぽろ駅構内、2箇所ある改札の間に広がる空間です。
JR札幌駅方向からチカホに向けて進んでみるとします。

スクリーンではアイヌ民謡をバックに刺繍の柄などが投影されていました。スクリーンの前にはイスがあって、ゆっくり見ることが出来ます。数点の彫刻や刺繍も展示されています。
しょっちゅうここを通る人々には、たまに入れ替えがあると嬉しいですね。

彫刻・刺繍で楽しむアイヌの文化

こちらは「ぬし」。
池の主でしょうか、葉巻をくわえた鯉に見えます。貫禄がありますね。

アイヌ文様が施された鮭「チュク レラ(秋の風)」
この色は木彫りの熊を思い起こします(笑)

アイヌ刺繍。
こちらは薄い布に刺繍したものでした。チカホの柱にも展示されているので、見比べてみるのもいいですね。文様の先が尖っているのは、魔よけの意味があるそうです。実は、昔少し習っていたことがあるのです。

タッチパネルで遊びながら学ぶ

ミナパにはテーブルとイスがいくつか配置されていて、自由に使えます。
いくつかのテーブルには画像が投影されていて、手をかざすと情報が表示されるといった仕組みになっているらしいです。まだやってみたことがないのです。

柱が温度計?!

ミナパに立っている14本の柱。実は14の市町の温度と連動して、色が変わるらしいです。もちろん札幌もありますよ!この日は全部同じ色でした。まぁ、そもそも柱のどの部分の色が変わるのか定かではないのですがね(笑)
天井にもアイヌ文様が!
早速イスでくつろいでいるみなさん。
Wi-Fiも飛んでますよ♪

シマフクロウは守り神の佇まい

ミナパのチカホ側には、シマフクロウの彫刻。
大きく羽を広げ、包み込んでくれそうな暖かさがありますね。
なんかファスナーみたいなものもあります・・・現代彫刻ですね(笑)

例えば仕事帰り、例えばショッピングの通りすがり、例えば待ち合わせ、『わざわざ行って見る』のではなく、いつもの生活でなにげなく目に入る、ふっと感じる。そういう存在を目指しているのかも。
もちろん、ミナパ目的で出かけるのも良いですよね!

来年の4月には国立アイヌ民族博物館もオープンします。
それも今から楽しみですね。

しかし、アイヌ刺繍やっぱりいいなぁ。また習いたい!

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自由人

札幌生まれ、札幌育ち。でも札幌はまだまだ知らないことがたくさん溢れている街!
好奇心旺盛な私のワクワク・ドキドキな天然ボケ炸裂面白体験をUPしていきます。
住んでるだけじゃもったいない!札幌を楽しむお手伝いができたらうれしいです。

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