赤ちゃん遺棄ゼロへ。「こどもSOSほっかいどう」が、おやこ・にんしんSOSシェルター「内密宿泊」を11月1日より提供開始
赤ちゃんポストを併設する「こどもSOSほっかいどう」は、赤ちゃん遺棄ゼロを目指し、親子の匿名・秘密に特化した おやこ・にんしんSOSシェルター「内密宿泊」を11月1日より提供開始。知られたくない事情のある親子さんや妊婦さんが、身元を秘密にしても利用ができます。無料で滞在でき、食事や産後ケア、保護を受けることができる匿名支援サービスです。「もう限界」「絶対に知られたくない」を受け入れてくれる場所があるということ、いまそれを必要としている人に、このニュースが届くことを強く願います。(コメント:編集部 SHIHO)
赤ちゃんポストを併設している、こどもSOSほっかいどう(所在地:北海道石狩郡当別町、代表:坂本志麻)は、赤ちゃん遺棄をなくしたい。親子の匿名・秘密に特化した「内密宿泊」を、2023年11月1日(水)より提供開始します。
背景
赤ちゃんが遺棄されたり、虐待死する事件が相次いでいます。国の調査では、0歳児の虐待死(遺棄を含む)の4割以上が「生後0日〜生後1か月未満」で起きていることがわかっています。
フランスやドイツでは、身元を秘密にしても公的サービスが仮名で受けれることが制度化されています。しかし、日本では公的サービスは、仮名では利用することができません。
こどもSOSほっかいどう併設のこども匿名受入窓口「赤ちゃんポスト(名称:ベビーボックス)」にも、知られたくない事情がある、妊婦さんやお母さん、お父さんからの匿名相談が寄せられていました。「どうしても妊娠を周囲に知られたくない」「この子と死にたい」と、切羽詰まった状況の妊婦さんや、親子さんが、追い詰められて、赤ちゃんを殺めて遺棄することがないよう、民間だからこそ、腹をくくって匿名支援に取り組まなくてはならないと、強く感じていました。おやこ・にんしんSOSシェルター「内密宿泊」を企画しました。
サービスの概要
「内密宿泊」は、知られたくない事情のある親子さんや妊婦さんが、身元を秘密にしても利用ができます。無料で滞在でき、食事や産後ケア、保護を受けることができるサービスです。「もう限界」「絶対に知られたくない」を受け止めます。ご利用は無料です。
3つの特長
- 1:匿名もOK
- 2:夜間もOK
- 3:子連れOK
今後の展望
複雑な困難を抱え、知られたら困る事情がある妊婦さん、親子さんが、自己決定を尊重され、受け入れる場となることで、いのちとこころを守ることを目指します。
こどもSOSほっかいどうについて
事業所 | 〒061-0204 北海道石狩郡当別町若葉2263番地4 |
代表者 | 公認心理師 坂本志麻 |
設立 | 2019年1月1日 |
kodomosos24@gmail.com | |
URL | https://www4.hp-ez.com/hp/kodomo-sos |
事業内容 | こども支援、SOS居場所づくり |