「お食事処 ぽち」でカツカレーを食べてみた
2018年1月9日 18:58
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カツカレーは本当に凄い食べ物だと思う。
……そんな「いきなり何を言い出すんだ」みたいな目で見ないで。
とりあえず最後まで聞いて欲しい。
カレーライスが我々日本人の「国民食」であることは、誰にも否定することが出来ないだろう。
幼い頃から慣れ親しむ定番の料理でありながら、肉や野菜の旨味、そしてスパイスが複雑に絡み合い完成するその味を、言葉で上手く表現することはどんな語彙力を持ってしても難しい。
しかし、そんな難解な存在でありながら、大人になっても定番の「テンションの上がるご飯」であり、世代を問わず大人気を博しているのだから、もはやカレーライスは他に替えのきかない特別な存在である。
そこに、贅沢にもとんかつが添えられたのがカツカレーだ。
いや、「添える」という表現はとんかつにあまりにも失礼か。
最良のパートナーとして迎えられる、とでも言おうか。
お互いの持つ魅力を存分に発揮しつつ、相手のポテンシャルを最大限に引き出し合う。
その結果、我々が満腹中枢の悲鳴を聞くまで「食べ続けざるを得ない」という判断をしてしまうのも、至極当然のことだろう。
カツカレーの持つ力は偉大だ。
高速道路のパーキングエリアやスキー場のレストランで、カツカレーを食べたくなったことはないだろうか?
あれはきっと、我々日本人がカツカレーから与えられる肉体的、および精神的に湧き上がるパワーに期待して、本能で選択をしているのだと思われる。
もう一度言おう。カツカレーの持つ力は偉大だ。
……わかった、ごめんごめん。一方的にしゃべりすぎた。
じゃあ、質問。
「カツカレーを想像してください」と言われたら、どんなカツカレーがパッと思い浮かぶ?
よっぽど「この店のカツカレー!」とお気に入りが無ければ、きっと僕と同じようなものを思い浮かべているだろう。
今から、その答え合わせをしに行こう。