昭和感満載「食堂 高田屋」で滝川名物チャップ丼を食べてみた。-マスオ。の、リアル孤独のグルメシリーズ!Vol.23-
マスオ。の、リアル孤独のグルメシリーズ!Vol.23は、北海道滝川市です。
滝川市の隠れた名店「食堂 高田屋」
ある日、仕事の途中にたまたま立ち寄った滝川市。滝川駅から徒歩5分もかからない場所で偶然見つけたのが、この「高田屋」という食堂。外観は昔ながらの風情があり、どこか懐かしい雰囲気が漂っている。
暖簾が出ているということは営業中の証だが、すりガラスで店内が見えないのはちょっとドキドキする。しかし、この外観と私を呼ぶ食品サンプルたちの声を無視するわけにはいかない。気持ちを引き締め、いざ暖簾をくぐる。店内に入ると、昭和の時代にタイムスリップしたかのような内装。壁紙といい床の模様といい、どこかで見たことがあるような昭和の風情だ。そして、いかにも食堂らしく、壁にはメニューがびっしりと貼られ、どれを頼もうか迷ってしまうほど豊富だ。
店内は、「これぞ昭和」の食堂スタイル。最初はちょっと緊張してしまうが、慣れてしまえばゆったりと食事が楽しめる。昭和ってなんでこんなに落ち着くんだろう。
滝川名物「チャップ丼」を注文
さて今日は何を食べようか。悩みながら一通り目を通し、今回は「チャップ丼」を注文することに決めた。表の食品サンプルにも一番人気と書いてあったし、期待に胸が膨らむ。
カウンターには常連のおっさんが店員さんとお喋りしながら飯を食っている。何十年選手なんだろうな。こういう人たちがこの店を支えているに違いない。
お冷を片手に昭和に浸っていると、チャップ丼が到着。
チャップ丼とは?
チャップ丼とは、北海道滝川市の名物料理で、豚肉のバラ肉を特製の甘辛いタレで焼き上げ、ご飯の上にたっぷりと乗せた丼物のこと。タレは醤油ベースで、砂糖やみりんが加えられており、濃厚な味わいが特徴だ。地元の人々に愛されるソウルフードで、そのボリュームと味に魅了されること間違いなし。
チャップ丼、実食!
チャップ丼、いただきます。豚肉はしっかりと味付けされていて、甘辛いタレがご飯とよく絡む。柔らかくてジューシーな豚肉が、口の中でほろほろと崩れていく。このタレの絶妙なバランスがたまらない。ちなみに、ケチャップソースのポークチャップとは似て非なる違う食べ物である。
最初の一口目から、豚肉の甘辛い味わいが口いっぱいに広がる。タレは程よい甘さとコクがあり、ご飯との相性も抜群だ。柔らかい豚肉が口の中でとろけ、次第に食欲が増してくる。チャップ丼は、見た目以上にボリュームがあり、満足感もたっぷり。一口食べるごとに、もう一口、そしてもう一口と、箸が止まらない。
今回の訪問で、高田屋の魅力を存分に味わうことができた。次回は他のメニューも試してみたい。滝川市を訪れた際には、またこの店に立ち寄りたいと思う。
ごちそうさまでした。また来ます。
店舗情報
店名 | 食堂 高田屋 |
住所 | 北海道滝川市栄町3丁目6-7 |
電話番号 | 0125-23-2036 |
営業時間 | 11:00~20:00 |
定休日 | 月曜日 |
食べログ | https://tabelog.com/hokkaido/A0107/A010705/1018096/ |
TV東京の人気ドラマ『孤独のグルメ』を愛するライターマスオ。が、リスペクトを込めて五郎さんの気分で北海道のグルメ店を食べ歩く!マスオ。のリアル孤独のグルメシリーズ!前回までの記事を読む