ポールタウン「仙台辺見」で上牛たん焼き定食を食べてきた
「今日は何の日?」的なものが割と好きな9進法と申します。今月9月10日は「牛タンの日」でした。語呂合わせ的な記念日で9(ぎゅう)10(テン≒たん)ってやつですね。そう煽られると食べるしかありませんでした。
牛タンといえば、数年前から「マンゴーカット」と言われる、分厚い牛タンに賽の目状に包丁を入れて、花咲くように焼き上げるのが流行っていますが、昔からあるペラっとしたカットも捨てがたい魅力がありますよね。
牛たん焼き 仙台辺見 札幌ポールタウン店
営業時間 11:00~21:30
URL https://www.sendaihenmi.com/
札幌中心部の南北を結ぶ地下街「ポールタウン」。年季の入った札幌っ子からすると、ちょっと目を離したら昔からのお店が閉店して別店舗になっていたり、モユクサッポロなど地下街と直結しているビルも新設されたりと、随分様変わりしているのを感じます。
2016年からポールタウンにオープンしている「牛たん焼き 仙台辺見」さん。今回初めて利用しました。7年なんて半年前くらいの感覚なので、最近できた新店舗に行くような気持ちで訪問。「光陰矢の如し」は中年のリアルな日常です。
葬儀屋でもよく使われるこの商法に名称があるか判りませんが、簡単に言うと「松・竹・梅」という価格セッティングをすると、人は大抵の場合「竹」を選ぶってのがありますね。そして販売側も一番売りたい原価と売値のバランスを真ん中に設定すると。はい、まんまと「上たん焼き」をオーダー。
でも、これは乗せられたわけじゃなく、焼肉で食べる牛タンと違って牛タン定食の場合は、肉が厚けりゃいいてもんじゃ無い気がするので厚切りはパス。なんなら、「極上薄切り」ってのがあるなら全然アリだとは思いました。
【上たん焼き定食】牛テールスープと麦めし付きです。うっかりオーダーし忘れてしまいましたが、是非とも「とろろ」を追加トッピングして「麦とろ御飯」にしたいところ。肝心の牛タンですが、思っていたより相当厚切り。イメージ的には御飯を巻けるくらいの薄切りが牛タン定食のデフォルトだと思うのですが、その3倍の厚みはあります。脂肪分少なめの部位なので、トロける食感ではなくしっかりとした噛みごたえで肉の旨味を味わえます。牛タンの場合、表面にしっかり熱が通っていれば中は多少レアでもO.K.なのでその色味も食欲をそそるビジュアルになっていました。
結論:次回は薄切りを食べたい
ある意味、牛タン定食のイメージを崩さない限界の厚さかと。食べごたえがあって良かったものの「らしさ」を味わいたかったら、ノーマルの「牛たん焼き定食」が最もイメージにあっていると思いました。次回は是非。ご馳走様でした。