地下鉄大谷地駅近くのすみれ系ラーメン「眞麺 穂高 」で、みそチャーシュー食べてみた
すみれ系??...一風堂からのSHAZNAみたいなこと??ってくらいラーメンにウトい9進法と申します。(ボケが分かりづらくてすみません)外食でラーメンを食べるのは年に3回程度のラーメン音痴なのですが、この度コチラのお店にお邪魔しました。
眞麺 穂高
札幌市厚別区大谷地東4-2-15 西村ビル1F
営業時間 11:00~15:00 17:00~20:00 (月休)
ラーメンに詳しくはないものの、「すみれ」「信玄」くらいは札幌民として数度は訪問しています。昨今はその2大巨頭からの暖簾分けというか出身の人気店多数。サンデーサイレンスやディープインパクト産駒みたいなもんですね。こちら穂高のご店主は、超有名店「すみれ」出身とのこと。コンビニコラボ商品から監修カップラーメンと幅広く認知されて天下を取ったすみれさんですが、その特徴は“ごっつい油膜と生姜風味”です。そこで修行した上で、どう足し引きしたオリジナリティを提供して頂けるのでしょうか。
ここ最近、ラーメン店の券売機を狙った空き巣が札幌で多発しているという胸糞悪いニュースがありますよね。どこを狙おうが犯罪に変わりはないですが、飲食店がどれだけ大変な時期を耐えてきたかと思うとオコです。店舗負担が少ないキャッシュレス方式が進めばいいのにねー。また、昼時の忙しい時間帯なのに「万札しか無いんで両替して下さい」ってフロアスタッフさんの動きを封じて券売機システムのメリットを崩壊させていた客がいました。僕は昔からキャッシュレス派ですが、いつだって食券機・コインパーキング・割り勘用くらいは財布に入れています。平然と万札しか無いってのたまう奴って、一事が万事しょうもない奴だと思うのは僕だけですかね?
画像にもあるようにカウンターは白一色です。これって結構珍しいのでは。汁飛びなども視認しやすく、それゆえに店舗側も清潔感に気を使う覚悟がいると思うので個人的にとっても好感を持ちました。
さて到着しました。すみれ対比でいうとスープの色は全然違う印象。例の赤味が強いビジュではなくむしろ信玄っぽさすらあります。具材は師匠よりさらにシンプルにした分量・盛り付けに調整されております。生姜は最初からスープに散らさず、お好みのタイミングで溶かして味変もどーぞスタイル。
スープを一口。「あ...嫌いな言葉が出ちゃう。...こっさり」コクがあり重心低めの力強さがあるものの過剰な油を感じないスープで、一杯のラーメンを完食する上で絶妙に力加減してくれている!
追加トッピングしたチャーシューが麺の上に丁寧に盛り付けられております。ホロトロ具合に落涙。昔のラーメンに乗っかていた冷えたメンコみたいなアレは何だったのでしょう。冷蔵庫から出し立てみたいに脂肪が冷たく固まったまんまの獣臭いチャーシューに泣きながらスープをかけて食べたのがトラウマですが、まったく異世界の食べ物。これで肉寿司をにぎってくれる店も作ってくれませんかね。
結論:引き算の美学
開店から数分でカウンター・テーブル席ともに満席になっておりました。その人気も納得のラーメン体験。次は正油チャーシューを目的に再訪を誓いました。
修行先のすみれさんの味をベースに、付け足していくのではなく引き算して辿り着いた一杯。と判ったようなことを書いて締めさせて頂きます。