野幌森林公園の林道を走り抜けてみた
自転車大好き9進法と申します。用途に合わせてマウンテンバイク、クロスバイク、e-bike(電動自転車の超豪華版)と使い分けていますが、今回は野幌森林公園内を通るオフロードと舗装道路混在のルート計画だったので、迷った挙げ句クロスバイクを相棒にお出かけ。
ちなみにこの野趣あふれる公園内をマウンテンバイクで走るアクティビティは人気で、道内外からの観光客向けに色々とツアーが催されています。
野幌森林公園 瑞穂口(札幌)→登満別口(江別)ルート 3.6km
野幌森林公園MAP http://www.kaitaku.or.jp/nfpvc/map.htm
札幌市・江別市・北広島市にまたがる広大な原生林を有している野幌森林公園。公園内にはその敷地の中央をぶった斬る素晴らしいショートカットルートが存在します。しかも一般車両は通行禁止の為、チャリダーにとっては最高のワープルートなのです。
北星学園大附属高校のそばの森林口からスタートした途端ですが大好きな瑞穂池まで寄り道します。空を木々が覆っており涼しい林道を抜けると、嘘みたいに気持ちの良い草原が広がります。
瑞穂池は柵があって水際までは行けませんが、立派な東屋もあり休憩ポイントとしてはとても魅力のあるエリア。
札幌から江別に抜けるルートはほぼ平坦な道と下り坂で構成されているので比較的楽です。(当然帰り道はそこそこ登り坂が待っております)通年通して何かしらの水たまりやぬかるみがあったり、砂利が浮いた横滑りする路面もあるので、本当はマウンテンバイクがベストかと。街なかでは耳にしない種類の鳥の鳴き声が聴こえたり、珍しいトンボが目の前を飛んでいったりと楽しい道のりです。
登満別園地。ここのおすすめポイントは...高確率でエゾリスの姿を目にできることです。今回も1匹現れたものの、あっというまに松の木の上方に登ってしまいカリカリと松ぼっくりをかじり続けて降りてきてくれませんでした。以前来た時には、座っているベンチの横に登ってきたり、草地を走る数匹の群れを目にしたり。まぁ、これは誰かが餌付けしている可能性があるのであまり良くないことだとは思いますが、体長と同じくらい長い尻尾をぶら下げて目の前できょとんとしている佇まいはほんと愛くるしいったらない。
結論:札幌の短いチャリシーズンを満喫
残雪や気温の影響などを踏まえた現実的なラインで言うと、札幌近郊で自転車を楽しめるのってせいぜい4月中旬~10月一杯くらいかと。つまり年の半分くらいしか気持ち良く乗れないわけですから、好天のサイクリングは貴重そのもの。
信号も車の姿も見ず、歩行者もほぼ居ない中を疾走する喜びを味あわせてくれた野幌森林公園。あざーした。