北海道の春の味覚!自採りの山菜「行者にんにく」でソトメシしてきた
蛾、蜘蛛、毛虫の類は言わずもがな、子供の頃は手づかみできたトンボやバッタまでも怖くて震えが来るほど虫嫌いな9進法と申します。なのでアウトドアは春先・晩秋がベストシーズンだと思っています。という訳で札幌市内某所でソトメシしてきました。
メイン食材は今や高級食材、別名「幻の山菜」と呼ばれる行者にんにく。道の駅やネット販売でも嘘でしょ?の価格で販売されています。ですが、僕には関係ない話。何故かというと...
自撮りならぬ自採りできる能力・行動力そして食い意地力があるからです!
つい先日のニュースで、山菜採りで山に入った際の遭難・滑落などの痛ましい事件のうち、死者の6割が行者にんにく目当てだったと報道されていました。
yahoo news
https://news.yahoo.co.jp/articles/33cd321e5980dfecba2eab276de5120460b620c2
実際、急斜面ほど型の良いものが育っているので気持ちは判るのですが絶対に無理をしてはいけません。
山菜採りをする人間は、自分の狩り場を口外しません。特に落葉きのこや笹の子(姫たけのこ)と呼ばれる超高級山菜なら尚の事。笹の子、来月末くらいが旬ですかね~。楽しみ。
自生している行者にんにくとビニールハウスで育てられたものとでは、その特徴である匂いのパンチのキレが違います。ハウスものは要するに山菜ではなく野菜化してしまい若干軟弱な風味になってしまいますが、野生の奴は容赦なしです。
採りたて自生の行者にんにくを堪能したいなら、当日食後に誰とも会う予定が無いのは当然のこと、翌朝の寝室はリフォームが必要なくらいニンニク臭で満たされることを覚悟で臨むしかありません。
あづま成吉思汗本舗
URL https://azuma-j.net/
勇払郡厚真町にある「あづま成吉思汗本舗」さん。ジンギスカンで有名ですが、若鶏の希少部位小肉(こにく)をジンギスカンタレ等に漬けた「こにくちゃん」を買ってみました。ソトメシは作業省略が大事なので味付け肉は便利です。
こにくちゃん。パッケージの説明にある通り確かにプリっと食感と若鶏ならではの柔らかさが際立っています。ジンギスカンのタレにごま油・ニンニク・生姜を加えた主張の強い味付けなので、ドライ味の発泡性アルコールとは相性抜群。
行者にんにくは、肉に対してのちょっとした受け用の葉物なんて思ったらとんでもない目に合います。がっぷり四つで戦える対等以上のパワーフード。鼻に抜ける野趣あふれる風味が隙きあらばいつだって主役を喰ってきます。
結論:山の幸に感謝
農業関連の方が肥料・水やり・管理して育てて出荷してくれている野菜にも日々感謝していますが、なんの手も加えられていない環境で、冗談みたいに旨い食材として育ってくれる自然の恵みを戴けることにただただ感動&感謝。
この時期ならではの北海道の風物詩。ごちそうさまでした。