【VITA-01】2020北海道クラブマンカップレース第5戦に参戦してみた

2020 北海道クラブマンカップレース第5戦(最終戦)
開催地:十勝スピードウェイ
天候:晴れ
気温:最低5℃ 最高17℃

Car No.30 十勝レーシングスクールIMAGE 01
Driver:Masuo Onizuka(サラリーマン・レーサー)
参戦クラス:VITA-01

最終戦は1Day2レース!
同率ポイントで#12佐藤選手と年間シリーズランキング3位をかけての勝負!

最終戦は待ち望んでいた“十勝晴れ”

今シーズンのレース、振り返れば気持ちよく晴れた日がなかった。
十勝の空が晴れた日には“十勝晴れ”や“十勝ブルー”と言われるほど澄み切った青空がどこまでも広がっている。

最終戦は公式練習日の土曜日、本番の日曜日とも気持ちよく晴れ渡ってくれた。

帯広市内から十勝スピードウェイに至る道は、まさに北海道!と言わんばかりの大地が広がっている。遠くの日高山脈にも雪がついており、いよいよ厳しい冬が目前に迫っていることを感じさせられる。

空気も冷たく、湿度も低く、天気も良く。
最終戦にふさわしい“十勝ブルー”の下、北海道クラブマンカップレースは今シーズン最後の激闘が繰り広げられた。

全力で挑んだ予選!しかし、ライバルには届かず!!

いつもとマシンセットを変えたことで走りの安定が増したことにより、今回も上位陣に食い込める自信をもって挑んだ予選。

マシンフィーリングも良い!タイヤも良い!エンジンも回る!こりゃいけるばい!
2周目には2番手タイムをマークしていたが、タイヤが温まっていないため勝負はこれから。

ライバルもタイヤに熱が入りはじめタイムを出し始める。私もアタックしてタイムを更新するも、クルーから示されたサインボードはP6!?

こりゃいかんと再度アタック!

P5 +0.4(4番手との差が+0.4秒)

それを見たとき、これは厳しいレースになると確信した。

走りとしてはそこそこ決まっていたため、もしタイムを縮められたとしても0.4秒差は大きすぎる。
おまけに、4番手との差が0.4秒ならトップとの差はもっと大きいわけで。。

予選結果:5位/16台中

新型エンジンが優勢と言われている中で、一台を抑えての5番グリッドを獲得。
上位4台は実力者かつ新型エンジン勢。エンジンパワーが顕著に出る時期だけに、やはり旧型エンジンだと厳しいのか・・・と走りを見ても、タイムを見ても痛感した。しかし、自分の腕が足りていなかったところもある。旧型でも新型を喰える方法があるはず!

決勝 第1レース

5番グリッドに着き、どうやって勝負をかけていくかシミュレーションをする。

フォーメーションラップでタイヤとブレーキをしっかり温めスタートに備える!
全車グリッドに着きスタート5秒前!ブラックアウトでスタート!

スタート失敗したーーー!!!!

反応は良かったもののクラッチの繋ぎ方を失敗してしまい、見事にホイールスピン!
6番手の#712浅井選手に一瞬抜かれ、1コーナーは2ワイドで進入!

1コーナーから6コーナーまでずっと浅井選手と並走してのバトル。
相手との距離感を見ながら、自分がミスをせず勝負をかけられる位置関係にあるかを意識しながらのクリーンなバトル。レース後、浅井選手からも「バトルがめちゃくちゃ上手で安心して走ることができました!しかし、バトルが強いですね!」という言葉もいただけ、クリーンに熱いバトルを意識している私としてはとても嬉しい限り!

浅井選手とのバトルを制し、5番手キープで周回を重ねる。
新型エンジン勢の上位4台にじりじりと追いつき、これから勝負だ!と意気込んだ5周目の最終コーナー。左リアに違和感があり、コントロールを失いフルカウンター!どうにか大クラッシュを避けることができたが、左リアの足が折れたことは間違いない。

まっすぐ走ることもままならず、そのままコース脇にマシンを止めて戦線離脱。

第1レースは無念のリタイア。ノーポイントとなってしまった。
シリーズランキング3位争いをしていた#12佐藤選手は4位フィニッシュ。
まだ確定したわけではないが、シリーズ3位はかなり厳しい状況となってしまった。

【第1レース結果】
5Lap:DNF(DoNotFinish)※リタイア

仲間の支えにより修理完了!

トラブルで止まっていたマシンがユニックで運ばれてきた。
損傷具合を確認するなり、必要な部品と工具をササっと準備して作業に取り掛かる。
私は、あれもってきて!これ塗って!と言われたことに、はい!はい!と指示通りに動くことしかできないが、次のレースに間に合わせようと懸命に修理してくれる敏腕メカ涌井氏。

ご自身の業務を休んでいつもサポートに来てくれていることに本当に感謝している。

その思いに応えるためにも、私も全力でレースに挑み勝利を掴まなければならない!

決勝 第2レース

スターティンググリッドは第1レースのベストラップ順。
リタイアしたこともあり8番手スタートになってしまった。

第1レースのようなスタートはしない!必ず決める!
そう強く意識して迎えた第2レースのスタート。

見事に決まりロケットスタート成功!1コーナーまでに2台をパスし前を行くマシンの背後に迫る。しっかりと付いて行きバトルに持ち込みたい!

しかし、どうも左リアタイヤのグリップが低い。右コーナーで姿勢を作ることが難しい。
第1レースのマシントラブルの際、タイヤにもダメージがあることは確認していたが、やはりその影響が出てしまっているようだ。

コーナー進入時にいつもより車速を落とさないとクリップにつけない。さらに、コーナー出口でトラクションがかかりづらくフラフラする。

これは前を追うどころか、後ろから追ってきている#5坂本選手と#777大島選手を抑えるので精いっぱい。引き離そうにも離れない。見た目は地味だが、ワンミスで追いつかれてしまう精神的にきついバトルが最初から最後まで続いた。

12Lapがこんなにも長いのか・・・思うように動かないマシンをコントロールしながらの走行で久々にきつさを感じるレースとなり、どうにか後続を抑えて6位フィニッシュ。

【第2レース結果】
6位/16台中

レースを開催できるのは“オフィシャル”の存在があってこそ!

私たちドライバーはレースの日程が発表されると当たり前のようにサーキットに行ってレースをしている。しかし、レースを開催するには“オフィシャル”がいなければ開催することができない。

・ポストで旗を振るオフィシャル
・スタート指示を出すオフィシャル
・ピットエリア等で指示、誘導するオフィシャル
・マシン回収をするオフィシャル
・救急車で待機するオフィシャル
・ガソリンスタンドを担当するオフィシャル
・レース全体を監視するオフィシャル
Etc…

一度のレースで相当な人数が活躍してくれている。
私たちドライバーが安心してレースができるよう、支えてくれている多くの人がいることを私たちエントラントは忘れてはならない。

エントラントに注目が集まることは必然ではあるが、エントラントとオフィシャルの関係は上下関係ではなく対等な関係。

エントラントもオフィシャルも両方いなければレースは成り立たない!

レースでチェッカーを受けた後にコースを1周するが、私はその時間が大好きだ。
各ポストから大きく手を振ってくれているオフィシャルの姿を見て「いつもありがとう!」という気持ちになり、私も手を振り返している。

北海道という土地柄、内地に比べモータースポーツが浸透しづらい地域であることから、主催者はオフィシャルを集めることに大変苦労されている。

参加してくれているオフィシャルの皆も忙しい中駆けつけてくれており、私たちが安心してレースができるようにと日々勉強や訓練を受けることで、毎レースごとレベルが上がってきており、数年前のレースに比べると格段に素晴らしくなっていると実感している。

今後も安全・安心してレースが開催されるよう、オフィシャルの皆さま、どうぞよろしくお願いいたします!

※オフィシャル参加ご希望の方は、十勝スピードウェイ オフィシャル担当窓口までお問い合わせください。

URL:http://tokachi.msf.ne.jp
E-mail:tokachi_info@msf.ne.jp
TEL:0155-52-3910(営業時間 9:00〜18:30)

十勝レーシングスクールからのお知らせ

十勝レーシングスクールでは、気軽にレーシングカーを体験できるプログラムを用意しています☆
黙っていては夢を実現することはできません・・・詳細は十勝スピードウェイWebサイトに紹介していますので、下記URLからご覧ください。
http://tokachi.msf.ne.jp/4wd-event.php?event_id=1065

わからないこと、不安なことはお気軽にご相談下さい!
サーキット常設型レーシングスクールとして20年以上活動してきた実績のあるスクールです。
安心してお問い合わせください☆

☆2020年シーズンの参戦体制☆
チーム:十勝レーシングスクール
参戦クラス:VITA-01
車名:十勝レーシングスクールIMAGE 01
Driver:鬼塚 益生(サラリーマン・レーサー)

また、2020シーズンは以下の企業様よりスポンサードをいただいております。

◆株式会社イマージュ様◆

・ブレーキパッド、ブレーキフルードをサポートいただきました
モータースポーツ界において様々なフィールドで採用されているブレーキメーカーです。
十勝VITA-01レースでは採用実績がないことから、結果はもちろんのことデータの提供もできるよう取り組んで参ります。
https://image-brake.com/

◆株式会社 寺岡製作所様◆

・ガムテープ(黒、青、赤、白)をサポートいただきました。
各種粘着テープの総合メーカーです。
世の中には様々なガムテープが存在していますが、時速200km/hやエンジン・ブレーキなどの熱、雨天、数Gもの力が加わる過酷なモータースポーツのフィールドにおいて、寺岡製作所様のガムテープは粘着力・強度において絶対的な信頼があります。十勝レーシングスクールチームでも長年使用させていただいております。
https://www.teraokatape.co.jp/

◆ガレージインク様◆

・ヘルメットペイントをしていただきました
福岡にあるペイントショップ。有名ペイントショップで長年修行され、独立。
ヘルメットをはじめ、ギターやゴルフクラブ、スノーボードなど、様々な物へのペイントを行っています。九州で活躍しているVITA-01のカウルもペイントされています!
http://garage-inc.org/

他、多くの方のサポートを受けながらシリーズを戦ってまいりました。
結果は納得のいくものではありませんでしたが、着実に良くなってきていると実感しております。
これもひとえに、サポート応援していただいている皆様のおかげです。

来シーズンも良いレースができるよう全力を尽くしますので、今後も応援、サポートよろしくお願いいたします!