伊達ニッティング展へ行ってみた
2016年2月23日 11:00
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3.11から早5年…
5年前の記憶…
この5年、確かに前に進み復興も進んでいます。
が、5年前には予想もしない答えがあったりするのも事実…
生きて行く為には何かの犠牲はつきものですが、正しい答えに導かれる事を祈っています。
そして、5年という時間は、『風化』という言葉を代表するように、皆の記憶から遠ざけていく期間に入りました。
常に、震災を意識し、生きて行くわけにはいかない事は分かっている・・・
が、あの時の記憶・経験を活かした行動をとっていきたいと考えています。
そんな『風化』させたくない思いの詰まった展示会へ行ってきました。
『伊達ニッティング展』
東北はモノづくりのこだわりがある地域。
リクルートがアートやデザインに身近に楽しんでもらおうと1990年からチャリティー展を開催し、2011年からは、東日本大震災で被災した産業を応援したいと、2011年『印染トートバック』2012年『アロハシャツ』2013年『石巻バック』2014年『東北和綴じ自由帳』そして、2015年は『福島県伊達市ニッティング』
全国有数のニット産地として栄えてきた伊達市。45年に渡りニット製造業を営む㈱大三とともにオリジナルマフラー・ブランケットを作りました。
デザインは若手から第一線で活躍するクリエイターまで177名がボランティアで参加。そして、伊達市の小学生のデザイン6作品。
会場では、展示の販売もしており、クリエイターの作品も小学生の作品も一律の値段で販売されています。
札幌では、64名のクリエイター作品と上記小学生のデザイン作品6点が展示されていました。
札幌会場では
宇野亞喜良さん・葛西薫さん・佐藤卓さん・日比野克彦さん・ひびのこずえさん
佐野研次郎さん・フィリップワイズペッカーさん・ワビサビさん 等・・・
有名なクリエイター作品に出会えます。
そして、マフラーやブランケット以外にもインテリアの一部に使う事が出来るほどデザイン性が高い作品ばかり・・・・
今回も東北の子どもたちへの応援チャリティー企画展です。
開催中にぜひ一度足を運んでみるのも支援の一つかもしれません。
開催会場:kita:karaギャラリー
札幌市中央区大通西5丁目第五ビルヂング3F ℡011-211-0810
10時~19時(日曜定休)
2月27日まで開催
kita:kara Gallery 公式HP : http://www.kitakara.org/content.php?id=4014