「今しか乗れない」留萌本線の旅へ。営業最終日乗車など、3つの特別列車旅が新発売

2026年1月12日 18:00 12 Views
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サツッター編集部

廃止前に“あの区間”へ乗っておきたい人は見逃せません。鉄道旅の締めくくりを、ちゃんと形にしたい人にも。


株式会社JR東日本びゅうツーリズム&セールスが、2026年3月に全線廃止が予定されているJR北海道・留萌本線に乗車する旅行商品を発売しました。深川駅~石狩沼田駅間の全区間に実際に乗車する内容で、切り口の異なる3つの旅が用意されています。

留萌本線に“実際に乗る”旅と、ツアー限定の「エキタグ」スタンプ

今回の旅行商品は、留萌本線の深川駅~石狩沼田駅間(全長14.4キロ)を実際に乗車できるのが大きなポイントです。商品によっては、沿線各駅や旧駅舎を巡る行程も組み込まれており、留萌本線の歴史や風景を多角的に体感できる内容です。

また、ジェイアール東日本企画の駅スタンプアプリ「エキタグ」とコラボし、ツアー限定の「留萌本線ツアー参加記念」エキタグスタンプが用意されています。スタンプは専用のスタンプ帳に反映されます。

限定エキタグの配布はツアー当日限定で、旅行終了後に取得することはできません。エキタグを取得しない場合でも返金はありません。「エキタグ」および「デジタル駅スタンプ」は、株式会社ジェイアール東日本企画の登録商標です。

3つの旅行商品と見どころ

今回は、周年記念新幹線で北海道へ向かう旅、冬の北海道ローカル線を巡る周遊型の旅、そして留萌本線の営業最終日に乗車する特別行程の3本立てです。出発日や代金、行程の特徴は次の通りです。

1.留萌本線を目指す大縦断「沼田」から「石狩沼田」へ

出発日2026年3月29日(日)
旅行代金大人149,000円(大人1名様1室2名利用時)
募集人員20名(最少催行人員15名)

この商品は、留萌本線の営業最終日に全線乗車するのが最大の特徴です。深川駅~石狩沼田駅間を往復で乗車し、往復乗車後は貸切バスで旧留萌本線の増毛駅・留萌駅・明日萌駅(恵比島駅)に立ち寄ります。さらに、石狩沼田駅から北一已駅まで全駅を巡り、駅舎や沿線風景を外観から見学できます。

石狩沼田駅到着後は21:30頃まで自由行動も設定されており、各自のスタイルで留萌本線の旅を楽しめます。なお、留萌本線各駅および旧留萌駅・明日萌駅(恵比島駅)は外観のみの見学です。石狩沼田駅は混雑のためホーム上に入れない場合があります。

行程面では、日本海に沿って本州・北海道を北上し、沼田駅から石狩沼田駅までは上越線上越国境や函館本線山線など本数の少ないローカル区間にも乗車します。「いなほ」「北斗」「宗谷」など多様な列車を乗り継ぎながら、日本海沿いをゆっくり北上していく旅です。

2.周年記念新幹線で行く北海道 留萌本線と増毛の最北酒蔵を巡る旅

出発日2026年3月7日(土)
旅行代金大人96,000円(大人1名様1室2名利用時)
最少催行人員30名

こちらは、北海道新幹線開業10周年・東北新幹線全線開業15周年記念号で北海道へ向かい、留萌本線にも乗車する旅です。留萌本線は石狩沼田駅~深川駅間に乗車します。

増毛では日本最北の酒蔵「国稀酒造」を訪れ、資料室として活用されている石蔵で酒造りの歴史や当時の道具を見学し、蔵見学後に試飲も楽しめます。また、2016年に廃止となった留萌本線の旧増毛駅では、1921年の開業当時と同じ広さに復元された駅舎を見学し、レトロな雰囲気が残る駅構内で往年の鉄道情景に思いを馳せる時間が用意されています。

国稀酒造・外観
増毛駅(イメージ)
増毛駅(イメージ)

3.凍れる線路に黒の煙。~日高・留萌・釧網本線、雪と汽笛の3日間~

出発日2026年2月13日(金)・20日(金)
旅行代金大人140,000円(大人1名様1室2名利用時)
募集人員20名(最少催行人員15名)

冬の北海道を代表するローカル線と観光列車をまとめて楽しめる周遊型の旅です。釧網本線は「流氷物語号」「しれとこ摩周号」「SL冬の湿原号」で全線走破し、凍てつく釧路湿原をC11形蒸気機関車が走る「SL冬の湿原号」に乗車して、黒煙と汽笛が響く冬ならではの情景を体感できます。

また、JR北海道で数を減らす国鉄型キハ40形に、日高本線・流氷物語号で乗車します。留萌本線も全線乗車し、復路では貸切バスで全駅を巡って、駅舎や沿線風景を外観から見学する行程です。

SL冬の湿原号(イメージ)
キハ40形流氷物語号(イメージ)

企画・実施は、株式会社JR東日本びゅうツーリズム&セールスです。

サツッター編集部のひとりごと

「いつか乗ろう」と思ってたのに、機会つくれなかったな…乗れなかったな…って人、思い切ってこの旅に申し込んでみては? 営業最終日に往復で乗って、旧駅舎も外から全部見て、最後に自由行動で石狩沼田に21:30頃まで居られる。余韻の時間までちゃんと入ってる。あと国稀酒造の試飲。これだけでもう最高。列車に乗って酒蔵行って、駅舎見て、って、シンプルに「北海道の鉄道の旅」のお手本みたいな並び。うん。いいね。行ってみたい!(コメント:編集部 SHIHO)

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