新年おめでとうございます。
村瀬なおみです。
皆様、お正月はどのようにお過ごしでしたでしょうか?
日本での新年のお祝いは、注連飾りや鏡餅を飾って、年越し蕎麦やお節料理をいただく…というのが習わしですよね。
それじゃあ海外ではどんな風にお祝いをしているのだろう?
そんな疑問から色々調べるうちに、フランスの伝統行事が目に留まりました。
フランスの伝統菓子!幸運を導くガレット・デ・ロワ!
フランスでは、1/6の公現祭(イエス・キリストとの出会いを記念したお祝いの日)に、家族みんなで「ガレット・デ・ロワ(galette des rois)」というお菓子をいただきます。
ガレット・デ・ロワとは、王冠の乗ったアーモンドクリームが入った丸いパイ。
この中に「フェーヴ(fève)」と呼ばれる小さな陶器の人形が入っており、切り分けられた自分のパイの中にフェーヴが入っていたら、パイの上の王冠をかぶることができ、その1年は幸福になると言われているのだそうです。
札幌三越の地下2階にあるパン屋さん「Johan(ジョアン)」では、12/27~1/15まで「ガレット・デ・ロワ」を予約販売していました。
王冠をかぶりたい。パイも食べたい。幸運も引き寄せたい!
新年早々煩悩にまみれた村瀬は、早速Johan(ジョアン)でガレット・デ・ロワを予約して来ました。
Johan(ジョアン)オリジナル!ガレット・デ・ロワで幸福を引き寄せる!
札幌三越のパン屋さん「Johan(ジョアン)」は全国展開をしているパン屋さんですが、北海道にはこちらの1店舗のみ。
地下2階(入口から見て一番右奥)にあり、向かいには紅茶専門店Fortnum & Mason(フォートナム&メイソン)があります。
ガレット・デ・ロワの予約には専用用紙があり、名前や連絡先、受け取り日などを記載して店員さんに渡します。
販売価格は2,160円(税込)。
Johan(ジョアン)のガレット・デ・ロワは、フェーヴ(陶器の人形)の代わりにアーモンドが1粒入っています。
更に紙の王冠と、毎年違うオリジナルフェーヴ(陶器の置物)のおまけ付き。
オリジナルフェーヴは後ほどご紹介するとして、気になる「ガレット・デ・ロワ」はこちら!
う、うつくしい・・・!!
何枚も織り込まれたパイ生地の壁に、こんがりじっくりと焼かれた天井。
胸がトキメキます!!
カットしてみれば、中にしっとりした口当たりのアーモンドクリームがた――っぷり!
外側のサックサクなパイと、フィナンシェのようなしっとり・なめらかなクリームが絶妙にマッチして、食べる手が止まりません!!
残念ながらアーモンドは家族の手に渡りましたが、味わうだけで幸福な気持ちになれました!
毎年変わる!Johan(ジョアン)のオリジナルフェーヴ
ガレット・デ・ロワと一緒にもらえるJohan(ジョアン)オリジナルのフェーヴ(陶器の置物)は毎年違います。
2018年のフェーヴは「ルーブル美術館とベーコンエピ」でした。
見てください!美術館の外観やルーブル・ピラミッドも丁寧に再現されていて、とっても可愛いですよね!
小麦色のベーコンエピも焼き立ての良い香りがしてきそうです。
ちなみにベーコンエピのエピは「麦の穂」という意味で、パンの形が麦の穂に似ているからその名前がついたのだとか。
お正月に稲穂を飾るご家庭もあるので、フランスらしく麦の穂で「実りある1年になるように」との願いが込められているのかも知れませんね。
お正月に食べられる料理はその国によって様々。
お雑煮やお節料理に飽きたら、たまには海外の伝統料理を味わってみるのも良いかも知れません。
■札幌ジョアン店
HP:
http://www.johan.co.jp/
営業時間:10時00分~19時30分
住所:札幌市中央区南1条西3-8 札幌三越 本館 地下2階
アクセス:札幌市営地下鉄 南北線・東西線・東豊線「大通駅」すぐそば