豊富なライ麦パンが魅力「スイートベリー」でパン買ってみた

2023年5月4日 11:00 1,561 Views
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札幌生まれ札幌育ち多分このまま札幌骨埋め

子供の頃に好きだった香りは、カップ焼きそば型の匂い消しゴムの、うっかり舐めちゃいそうなくらいリアルなソースの香りだった9進法と申します。
ところで世の中のトップ・オブ・スメルは「パン屋さんの香り」じゃないでしょうか。「幸福」という概念を具現化したようなあの香ばしくて甘い匂いには思わず目をつぶって深呼吸してしまいます。

JR高架下 新札幌駅名店街2号館の1Fにある人気店です

スイートベリー SWEET BERRY

札幌市厚別区厚別中央2条5丁目6-1
営業時間 8:00~19:00(平日)・8:00~18:00(土曜)・日休
※要確認

以前の店「ベッカライ・ドルフィー」の名残がある看板を代用

こちらのスイートベリーさん。3年ほど前までは「ベッカライ・ドルフィー」というパン屋さんでした。スイートベリーさんになってもドイツパンのラインナップは守った状態での営業が有り難いです。↑の画像の立体看板はパン屋のおじさん的なイラストでした。こちらの看板があるのが表玄関。そして裏口にも大きな壁看板があります。

こ、これは...誰がどう見ても。ジ...ジブ...
...ジブンを持っている真っ直ぐな少女!(武士の情け)

さて、前にこちらサツッターで「チャーリー」さんの記事に書いた通り、今やどこのパン屋さんも大体美味しいのだから何かそこだけの売りがあることが大事だと思うのですが、スイートベリーさんにはちゃんと強力な武器があります。
それは...豊富なライ麦パン!

札幌市内の全パン屋の情報なんて知らないけど、こんな充実してる店ある?

アルプスの少女ハイジで言うところの「黒パン」ですが、僕、ライ麦パンがめちゃくちゃ好きなんですよ。なので店内にはデニッシュ系や惣菜パンなどが揃えられているものの、スイートベリーさんではいつも敢えてシンプルなパンで組み立てます。

ロッゲンサフトブロート ハーフ ¥530(税込)
バタール ¥280(税込)

バタールはライ麦パンではありませんが、あくまで同じ流れで口に運べて邪魔しないのでチョイス。こちらのお店のロッゲンサフトは道内産ライ麦100%で成形されている良い意味でライ麦のクセが存分に堪能できる一品。

クラムチャウダー・クリームチーズ・レバーパテをお供に
なにも足さなくても美味しいので、まずはプレーンで齧るのがオススメ

持った途端にズンッとくる重さ。正解かどうか判りませんがライ麦パンの良さを削がない為に自分は絶対にトーストしません。独特の酸味がたまらなく美味しい!クリームチーズはその酸味との相性が良いと思っているのでちょい塗りします。こんな美味しいパンが昔は「貧乏パン」と呼ばれていたとか。言ってみれば白米(銀シャリ)に対しての玄米みたいな感じだったのでしょうが、いまやライ麦パンや玄米のほうが高価だったりするんだから判らないものですねぇ。

結論:無課金アバターなのに激強

自分が一番好きなパンはベーコンエピですし、なんならカレーパンやクロックムッシュなんかにも目がないです。ただ、過度な装飾もトーストもしない、無課金でシャツとパンツだけのアバターのような状態でこの美味しさ。感服です。

Web担当者は忙しい こうなる前に、頼ろう。
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食べ呑み・外遊び・エンタメが生き甲斐の札幌人

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