豊富なライ麦パンが魅力「スイートベリー」でパン買ってみた
子供の頃に好きだった香りは、カップ焼きそば型の匂い消しゴムの、うっかり舐めちゃいそうなくらいリアルなソースの香りだった9進法と申します。
ところで世の中のトップ・オブ・スメルは「パン屋さんの香り」じゃないでしょうか。「幸福」という概念を具現化したようなあの香ばしくて甘い匂いには思わず目をつぶって深呼吸してしまいます。
スイートベリー SWEET BERRY
札幌市厚別区厚別中央2条5丁目6-1
営業時間 8:00~19:00(平日)・8:00~18:00(土曜)・日休
※要確認
こちらのスイートベリーさん。3年ほど前までは「ベッカライ・ドルフィー」というパン屋さんでした。スイートベリーさんになってもドイツパンのラインナップは守った状態での営業が有り難いです。↑の画像の立体看板はパン屋のおじさん的なイラストでした。こちらの看板があるのが表玄関。そして裏口にも大きな壁看板があります。
さて、前にこちらサツッターで「チャーリー」さんの記事に書いた通り、今やどこのパン屋さんも大体美味しいのだから何かそこだけの売りがあることが大事だと思うのですが、スイートベリーさんにはちゃんと強力な武器があります。
それは...豊富なライ麦パン!
アルプスの少女ハイジで言うところの「黒パン」ですが、僕、ライ麦パンがめちゃくちゃ好きなんですよ。なので店内にはデニッシュ系や惣菜パンなどが揃えられているものの、スイートベリーさんではいつも敢えてシンプルなパンで組み立てます。
バタールはライ麦パンではありませんが、あくまで同じ流れで口に運べて邪魔しないのでチョイス。こちらのお店のロッゲンサフトは道内産ライ麦100%で成形されている良い意味でライ麦のクセが存分に堪能できる一品。
持った途端にズンッとくる重さ。正解かどうか判りませんがライ麦パンの良さを削がない為に自分は絶対にトーストしません。独特の酸味がたまらなく美味しい!クリームチーズはその酸味との相性が良いと思っているのでちょい塗りします。こんな美味しいパンが昔は「貧乏パン」と呼ばれていたとか。言ってみれば白米(銀シャリ)に対しての玄米みたいな感じだったのでしょうが、いまやライ麦パンや玄米のほうが高価だったりするんだから判らないものですねぇ。
結論:無課金アバターなのに激強
自分が一番好きなパンはベーコンエピですし、なんならカレーパンやクロックムッシュなんかにも目がないです。ただ、過度な装飾もトーストもしない、無課金でシャツとパンツだけのアバターのような状態でこの美味しさ。感服です。