白い恋人パークエアを観戦してみた

2016年2月15日 22:25 524 Views
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サツッター編集部

どうも、サツッターライターのk5と申します。様子のおかしい記事…かわいく言うとおふざけを担当します。 今回は初記事という事でマイルドにいきましょう。 趣味でスノーボードをやっている僕が毎年注目しているイベント、「白い恋人park air」。 スノーシーンを牽引するトップライダー達の祭典が今年も大通り公園三丁目会場で開催されたので、雪まつりの様子+観戦レポをお届けしたいと思います。 記事のネタ収集のために寒い中、時間を忘れてカメラをパシャパシャしていたら、体が芯から冷えきり、指が何本かもげそうになったのは秘密です。むしろ僕が気づかないだけで何本かもげたんじゃないでしょうか。今確認したら一応十本くらいは残っています。まあ指くらい春になったらふきのとうと一緒に芽生えてくるので全然気にしませんが。 雪まつり期間中、大通公園では様々な催し物が開催されています。パークエア本選会場に向かう途中、ご当地PRに勤しむゆるキャラ達に遭遇しました。 photo423_2 こちらは「北海道物産センター 夕張店」が誇る夕張市非公認のゆるキャラ「メロン熊」です。 好きなゆるキャラランキングや、ご当地キャラ総選挙などでもなかなかの好成績。そして嫌いなランキングでは当然のように上位に君臨し、うち80%以上の方に「かわいくない」と言わしめる徹底したキモさ。良くも悪くも話題性のあるキャラです。 それにしても一体どのあたりがゆるいのか。顔のあたりなんか、はちきれんばかりにスジ入ってますやん。ここゆるめたら破裂して色々飛び散ってしまいますやん。 photo423_3 一緒に写真を撮るクマー!なんつって油断させておき、隙を見ては次々に人を捕食していきます。狡猾にして大胆なこいつの、本当に一体何がゆるいのか知りたい。常に腹を空かせ、とめどなくよだれを垂らしている所を見るに、口元だけは確かにゆるいと言えますが… そもそもこんな奴なんかより僕の方がよっぽどゆるキャラですからね。靴ひもはしょっちゅうほどけるし、寒い日なんかすぐにお腹くだすし。おかげでついたあだ名は「下り快速エアポート」です。わあ不本意!まっすぐトイレに停車しますってやかましいわ! 北海道物産センター夕張店 公式ホームページ http://yubariten.com/ メロン熊オフィシャルブログ http://ameblo.jp/melon-kuma/ photo423_4 さて本選会場です。街なかにドドーンと現れる雪のジャンプ台。ビルとビルの間で人間がビュンビュン飛び交う光景は札幌ならではです。アメリカあたりでは蜘蛛みたいな糸を吐き出す内気な高校生や、全身赤青タイツの怪力七三分けおじさんが夜な夜な飛び回っているそうなので、いかに日本が平和を謳歌しているかが実感できるのではないでしょうか。というかアメリカこわい。 photo423_5 ジャンプ台からの視線の先には、札幌のランドマークとしてすっかりお馴染みのテレビ塔が。雪の街を眼下に、選手はみんなこれに向かって飛んで行くわけです。 時には二人同時に! photo423_6 photo423_7 個人的に注目の「スピンマスター」藤本 光海(てるうみ)選手。TOYOTA BIG AIR本戦にも出場を果たすなど実力派ライダーの代表的存在。エアーでのスムースなスピンはもちろん、フリーライディングにおいてもその驚異的な身体能力を活かした「点乗り」による板さばきで見る者を圧倒します。本戦中も重力を無視したキレッキレのエアーで観衆の注目を浴びていました。万有引力を発見したニュートンも、彼に出会っていたなら重力とか小難しい事を考えるのがアホらしくなって、今頃はリンゴの箱詰めのバイトでもしていた事でしょう。 photo423_8 スキーだって負けちゃいません。縦回転と横回転の入り混じった3Dエアーもバンバン飛び出します。近年の公式大会では、縦に2回転+横に3回転以上の「ダブルコーク」というトリックが勝利の鍵を握る風潮がありますが、この日も繰り出す選手がチラホラ。 ちなみに回転中に頭が二回下を向くトリックがダブルコークと呼ばれるのですが、もっともっと巨大なジャンプ台になると頭が三回下を向くトリプルコーク、更には四回下を向くクワッドコークといった化物じみたトリックも現代のスノーシーンでは炸裂しているのです。クワッドコークて…聞いただけで目眩がしますね! 開催初期のTOYOTA BIG AIRのウィニングトリックが横に2回転半ほど(それでも十分すごいですが)だった事を考えると、大変な技術的進歩を感じます。そりゃね、そんな異次元の技をやられた日には、ジャッジだって点数くらい景気よく差し出したくもなるってもんです。 いかがでしたか。札幌の冬の風物詩だったTOYOTA BIG AIRは残念ながら諸事情により開催されなくなってしましましたが、白い恋人パークエアは毎年開催される予定のようです。日々進化するトップライダー達、札幌の空を自在に翔ける迫力のジャンプを来年は是非観に行ってみてはいかがでしょうか。 当日会場はかなり冷え込みます。防寒対策はしっかりしていきましょう! みなさんは僕と違って指がもげても生えてこないと思うので! 白い恋人パークエア 公式ホームページ http://www.htb.co.jp/parkair/
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