【AOAO SAPPORO】ホップするイワトビペンギンにもうすぐ会える!世界初のペンギン展示システム導入決定!

2023年3月3日 8:00 450 Views
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サツッター編集部

2023年夏に開業予定の都市型水族館「AOAO SAPPORO(アオアオサッポロ)」で、陸場の形状が変化する世界初ペンギン展示システムの導入が決定したと発表がありました。イワトビペンギンたちがホップする姿を見ることができるそうです。ワクワクするっ。楽しみ!!(コメント:SHIHO)


株式会社ユニホー(本社:名古屋市名東区、代表取締役:丹羽紀人)が南2西3南西地区第一種市街地再開発事業地内にて開設準備を進めている都市型水族館「AOAO SAPPORO」では、陸場の形状が変化する世界初(※1)のペンギン展示システムを導入することを決定しましたのでお知らせいたします。

(左)陸場の形状が変化する展示システム ※企画時のイメージ CG (右)着脱可能な六角形のブロック

『AOAO SAPPORO』では、ペンギンたちが生き生きと、楽しく過ごすことができる環境づくりを目指して、ペンギンの行動や生態などの知見をもとに(※2)展示水槽を開発しました。この水槽の陸場は自然の岩場を再現した形状ではなく、六角形のブロックを組み合わせたデザインになっています。使用するブロックの数や組み合わせを変えることで、陸場の形状を容易に変更し、環境に変化を起こし続けることが可能な世界初(※1)の仕組みとなっています。また、ブロックの高さは、陸場を“ホップ”して(飛び跳ねて)移動する習性があるイワトビペンギン(英名:ロックホッパーペンギン)の特性が活かせるように設計されており、イワトビペンギンのダイナミックな行動が間近で観察できる展示になっています。

※1:陸場の形状を変化できるペンギンの水槽を使用している動物園・水族館は世界初(「ペンギン会議」調べ)
※2:動物園・水族館などのペンギン飼育施設関係者、研究者などが集まる「ペンギン会議」の協力によって開発

ペンギンの展示水槽について

イワトビペンギンのダイナミックな行動が間近で観察できる展示水槽 ※イメージ

展示水槽の陸場は、六角形のブロックの一部が着脱可能となっており、使用するブロックの数や組み合わせを変えることで、陸場の形状を容易に変更することができます。ブロックの高さは、陸場を“ホップ”して(飛び跳ねて)移動する習性があるイワトビペンギン(英名:ロックホッパーペンギン)の特性が活かせるように設計されており、イワトビペンギンのダイナミックな行動が間近で観察できる展示となっています。また水場は、浅瀬や深場など水深が4段階に分かれているほか、水流の強弱・向きなどを変えることができる仕組みを備えています。

ブロックのレイアウト検討時の資料 ※CGモデル
陸場面積約25㎡
水場面積約56㎡
展示水量約64t
展示生物キタイワトビペンギン
展示企画株式会社青々
企画協力ペンギン会議
デザインDESIGN STUDIO KAISUI

 ※展⽰⽣物・内容は変更になることがあります。

ブロックのレイアウト・デザイン:DESIGN STUDIO KAISUI(デザインスタジオカイスイ)

水族館やミュージアムなどの展示に触れたときの“感動を持ち帰る体験設計”を専門としているクリエイティブチーム。「ひとが集まる場所のコミュニケーションを豊かにする仕組み」をデザインの力で実現することをテーマとして領域を問わず活動している。

デザイン検討時の様子

展示生物について

和名キタイワトビペンギン
英名Northernrockhopper Penguin
学名Eudyptes moseleyi

体長約55〜65cmの頭部にある黄色い飾り羽(冠羽)が特徴的なペンギンです。岩場をピョンピョンとジャンプして移動する姿から『イワトビ』という名前がついています。

ペンギン会議について

ロゴマーク

毎年数百人が参加するペンギンの全国大会を開催する NGO。1990年に創設され、国内に百以上ある動物園・水族館などのペンギン飼育施設関係者、研究者、保全団体、ペンギンファンが集まり、研究発表やペンギンに関する情報を交換して、ペンギンの保全と飼育技術、飼育環境の改善の向上を目指しています。『AOAO SAPPORO』の展示水槽は、同会議代表の楠田幸雄氏(元長崎ペンギン水族館館長)および研究員(創設者)の上田一生氏の協力のもと計画しています。

AOAO SAPPORO(アオアオ サッポロ)/施設概要

『AOAO SAPPORO』とは、生命が生き生きと繁茂する様子を表す「青々」という単語に由来する名称で、札幌という都市のビル内にありながら、海や水の生き物たちの豊かな営みに出会え る場所をつくりたい、という思いを端的な言葉に凝縮しました。生き生きとした生き物たちの生命の 不思議をひとつひとつ丁寧に伝え、観察していただくことによって、海や水の世界への好奇心や畏怖 の念などが次々と引き出される場所でありたいと思いを、ロゴを通して表現しています。 

所在地札幌市中央区南2条西3丁目20番地
4階~6階
交通札幌市営地下鉄南北線・東西線・東豊線「大通」駅徒歩 3 分
札幌市電「狸小路」駅徒歩 1 分
延床面積約 5,100 ㎡(バックヤード含む)
開業予定2023年夏

*公式ティザーサイト:https://aoao-sapporo.blue
*公式Instagram:https://www.instagram.com/aoao_sapporo

moyuk SAPPORO/施設概要

所在地北海道札幌市中央区南 2 条西 3 丁目 20
延床面積約 43,610㎡
規模地下 2階、地上 28階建
用途地下 2階~7階 商業・業務・公共駐輪場
9階~28階 共同住宅

公式ホームページ https://sapporos2w3.com/

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