釧路から来たハイスペック回転寿司!1貫ずつが嬉しい「まつりや」で思う存分食べてみた
月の小遣いエンゲル係数は50%超えの9進法と申します。江戸時代の寿司は現在の2倍の大きさだった為、食べやすいように2つに分けて出したのが回転寿司によくある“1皿2貫スタイル”の源流(諸説あり)らしいのですが...
でも今は別に1貫提供でいいじゃん。僕が日頃から標榜している『寿司は国士無双のように』ですが、これは要するに回転寿司においても「1皿2個イチじゃなく13種類くらいを楽しみたい。その為に26貫も食べるほどイカれてない」という麻雀メタファーでの心の叫びであります。その願望を叶えてくれるお店、それが「まつりや」なのです。
まつりや 菊水元町店
札幌市白石区菊水元町6条3丁目6番1号
営業時間 11:00~22:00(定休日 元日)
URL https://kushiro-matsuriya.co.jp/
過去に「トリトン」「根室花まる」と札幌で食べられるハイスペック回転寿司店に対するレビューも書きましたが、どこの店が一番美味しいかなんておこがましいことは言いません。ただ主観でどの店が好きかというと釧路に1号店をオープンし現在札幌に3店舗を展開している「まつりや」を挙げさせてもらいます。3点盛り・5点盛り皿をグランドメニューとして豊富に用意してくれているのが非常に有り難いからです。
中トロ・赤身・ネギトロでしょうか。個々に良さがある三兄弟を1貫ずつ乗せて登場の夢が具現化したような一皿。個人的にはマグロ赤身はマストでして、それが美味しかっただけで生きててよかったレベルです。
ヤリイカ・真イカ・まめイカのゲソでしょうか。一言にイカと括れない個性を楽しめるトリオです。ヤリイカの歯ごたえ、真イカの甘み、ゲソの遊び、と多角的に堪能できました。
正直、何かはわかりませんでした...。かんぱち・そい・あぶらかれい、みたいな所だと思うのですが、なにせ抜群の旨さでした。こういう白身魚の産直モノを見繕って一皿にしてくれるのは芸術点・技術点ともに高いです。
何でコレだけオモロ駄洒落ネーミングなのかはわかりませんが、しめ鯖・真いわし・さんまのひかりものトリオ。しめ鯖と言っても軽シメで刺し身感も生かしており、足の早いさんまやいわしも当然鮮度に自信があるからこその提供。
雀頭ということでココは2貫でO.K。グランドメニューでくじらを食べさせてくれる回転寿司屋さんって他にないのでは?まつりやさんに来たら必食の一皿です。
結論:楽に国士無双完成
三点盛り4皿+くじら赤身1皿にて、理想通りの国士無双ツモで贅沢ランチを終えました。回転寿司でもこんな風によりどりみどりのネタを組み立てさせてくれるまつりやさんに感謝。ごちそうさまでした。