ホルモンと酒!名店「もつ処やまり」で飲み食いしてみた
経験上、呑みの2次会にいってもロクなことがないと知っている9進法と申します。大抵の場合、1次会を超える盛り上がりは無いし、酒は適量を遥かに超えているし、しまいにゃ口論を始める輩も出てくる。ささっと帰ればいいいんですよ。そんなことは何度も学習して知り尽くしているんですよ。
しかし『人間は忘却の生き物』というドイツの心理学者の言葉もあります。というわけで、先日投稿した「大衆酒場 富士山」からそのまま勝手にはしご酒。
もつ処 やまり
札幌市中央区南1条西5-17-2 セントラル富士ビル 1F
営業時間[月~土]15:00~23:00 [日]14:00~22:00
食べログ https://tabelog.com/hokkaido/A0101/A010102/1034764/
この日は友人と2人で出かけていたので、どちらかが「んじゃこの辺で」と言えば良いものの、明らかに「さっ、アイドリングは済んだ。次どこいく?」モードの顔つき。富士山さんから歩いて5分程度のやまりさんになだれ込みました。かれこれ何度もお邪魔していますが昼時間の訪問は初めて。雪解けも進んで足元も軽やかになりマスクがどうこうも緩くなったせいもあるのか、15時オープン直後に入店した時点でほぼ席は埋まっておりました。皆さん、お気楽なもんですね。
なんといえば良いのか判らないのですが「いろんな意味で良い雰囲気の居酒屋」です。お客さんのまとっている空気も達観と諦観が入り混じった感じで堂に入った昼呑み連中。富士山さんの客層が「昼飲みしちゃってまーす!」みたいな感じだとしたら、こちらは呼吸するように酒に浸かっている感じ。平常運行。いいっすねー。
「もつ処」と謳っているだけあって、突き出しはもつ煮2種類が提供されました。内蔵系ダメという人はそもそも入店すべきじゃないですね。僕は大歓迎の最高のアテ。
人間は勝手というか残酷というか生きているだけで罪深いというか、古来より友とも呼べる関係の馬も食べ物にしちゃったりします。自分も馬のことを尊敬していたりするのですが、馬刺しは好物です。こちらのお店の馬肉ユッケ、絶品。また必食なのがMIXホルモン焼き。マルチョウ、シマチョウなどから溢れる油が絡まる野菜たっぷり鉄板焼。正直、これはお得・絶品・必食の一皿。
結論:玄人用
酒呑みには嗅ぎ分けられる「...ここ、いい店」のオーラをまとった空気感。いつ吉田類が訪れてもおかしくない名店といって良いのではないでしょうか。応援リピートは当然。心底大好き。ごちそうさまでした。