「クソ無責任ヒーロー」。

とんでもない肩書き!でもそれが気になる!
ということで、映画『デッドプール』を観てきました。

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この可愛こぶったポスターを見てください。
この時点でテキトーっぷりが滲み出ていますね!


主人公は、元特殊部隊員ながら、小悪党を懲らしめて小金を稼ぐその日暮らしの男。
そんな生活の中で運命的にひとりの女性と出会い、幸せな日々を送るも、ある日突然末期がんの宣告を受けます。余命いくばくもないことに絶望する彼は、愛する彼女のため、「がんを治し、素晴らしい力も授ける」という、謎の男の怪しい誘いに乗ることに。
結果的に、彼はがんを克服し、不死の身体を手に入れますが、その代償に全身が爛れてしまい……

と、こう書くとなんともシリアスな雰囲気ですが、実際には全編通してコメディです。
なにせ主人公は、正義のために戦うわけではなく、ひたすらに自分と愛する女性のためだけに行動します。
そしてなにより口が悪い!しかもひたすら喋る!
とても「正義のヒーロー」らしいとは言えません。

でも、こういう自己中心的なキャラクター、実は待っていたかも。
そう思ってしまうほど、デッドプールというキャラクターは陽気でハチャメチャで楽しいのです。
衣装を試行錯誤しながら手作りしたり、移動は常にタクシーだったり、画面の外にいる観客に向かって語りかけてきたり(ファンの間では「第四の壁を越える能力」と言われているそうです)、キティちゃんグッズを持っていたり。
そして、なんだかんだで優しいところがあったりするわけです。
言動はめちゃくちゃなのに、愛嬌があって、なんだか可愛く見えてきてしまうこの不思議!

彼は、自分のことを「ヒーローじゃない」と明言しています。
実際、ヒーローとは言いがたいキャラクターでしょう。
けれど、それでいいのです。それがいいのです!


ストーリーにしろキャラクターにしろ、好き嫌いのはっきり分かれる作品ですね。
割り切って深く考えず、デッドプールのアクションや軽口を楽しめる方向けです。

エンドクレジット後のおまけは、客席のそこかしこから笑いが漏れていました。
本編が終わったらすぐに席を立つ方、見逃してますよ!必見です!

ヒーロー物ですが、R15+指定作品ですので、下品なセリフや過激な暴力描写、エロティックな演出が苦手な方はご注意を。

映画『デッドプール』は、札幌では「札幌シネマフロンティア」と「ユナイテッド・シネマ札幌」で観られます。

映画『デッドプール』公式サイト:http://www.foxmovies-jp.com/deadpool/
札幌シネマフロンティア:http://www.cinemafrontier.net/cgi-bin/pc/index.cgi
ユナイテッド・シネマ札幌:http://www.unitedcinemas.jp/sapporo/index.html