「サッポロビール博物館」をプレミアムツアーで見学してきた
「とりあえず皆さんビールでいいですね?」でスムーズに乾杯を済ませる文化で生きてきた為「僕、芋焼酎ソーダ割りで」という多様化SDGs発言には投げっぱなしジャーマンをかましたくなる9進法と申します。例年よりも早く雪解けが進んでいる札幌。休日は部屋に引きこもっているのはもったいないので、行ってきたのがココ。
サッポロビール博物館
URL https://www.sapporobeer.jp/brewery/s_museum/
札幌市東区北7条東9丁目1-1
観光客がわざわざ飛行機に乗ってまで訪れるスポットやイベントであっても、地元民って「いつでも行ける」というにべもない理由で未体験のケースが多くないですか?例えば札幌民でも雪まつりやYOSAKOIを見に行ったこと無いとか、シメパフェしたことないとか、クラーク像の前で例のポーズとったこと無いとか。(ほぼ全部自分)
この度、無料・予約なしで観覧できる「サッポロビール博物館」ですが、あえて予約&有料のプレミアムツアーなるものに参加してみました。有料といっても500円なのですが、ツアーならではの体験や付加サービスを考えると断然こっちで正解でした。
プレミアムツアー特典
1. シアタールーム
サッポロビール誕生の立役者である村橋久成と中川清兵衛を絡めたムービーをかなり贅沢なシアタールームで観覧できます。鑑賞後にスクリーンがセンターから左右に開いて次のコースに誘導してくれる爆裂かっこいい演出も秀逸。
2.スタッフさんによる解説
言葉の端々から「サッポロビール愛」が感じられる館内スタッフさんが約1時間にわたりビールの歴史や資料解説をガイドしてくれました。字面を追って資料を読むよりも理解度が高まります。
ビール史として為になる話も多々あり。1つ雑ながら紹介すると、サッポロ・アサヒ・エビス(昔はあった会社)の3社が合同会社にした際にその流れに乗らなかったキリンビールだけ今でも瓶ビールの形状が違うとか。
3.「復刻札幌製麦酒 」と「黒ラベル」の飲み比べタイム
見学終わりのビール飲み比べ(最大の目当て)をしているときに「美味しいビールの注ぎ方」も披露してくれます。今後は面倒がらずに缶ビールはグラスに注ごうと思うくらいに、泡の存在意義や注ぎ方のコツをレクチャーしてくれます。
結論:こんなとこ行ったら応援したくなる
1つの会社が歩んできた歴史を知ることにより勝手ながら「いつもありがとう」という気持ちを抱きました。きっかけは試飲に釣られたからというのはショナイの上で澄んだ目で有意義な見学だったことをここにお伝えします。