ゾウに会いに円山動物園に行ってみた

2019年4月19日 22:03 2,115 Views
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フリーライター

11年ぶりに円山動物園に象がやってきた、しかも4頭も、ということで、早速会いに行ってきました。

日本最大級のゾウ舎

ゾウ舎入口

動物園のほぼ真ん中にどーんとできたゾウ舎。茶色の壁にElephantの文字。
動物園は9:30から開いていましたが、ゾウの公開時間は11:00~15:30です。

屋内放飼場

ゾウ舎を入ると見えてくるのが屋内放飼場。ゾウたちが歩き回っている姿が少し上からよく見えます。いろんな動物園に行ったことあるのですが、ここまで大きな屋内放飼場は初めて。
さすがの「国内最大級!」です。

いろいろな角度から見ることができます

しばらく歩くと、階段状の椅子に座って眺めることができる場所も。
小さなお子さんを抱っこしたり、年配の方が座っていらっしゃって、ゆっくりできてよいですね。

充実の展示

ゾウの大きさについての展示

壁面にはゾウについての説明がたっぷり。全部読んだら、にわかゾウ博士になれそう。
大きさを並んで体感できる場所は子どもさんに人気で、横に立つ子がたくさんいました。

円山動物園のゾウの歴史

この歴史を読むと、終戦間もない当時の方々が「ゾウを北海道の人に見せたい」という熱い思いを持っていらっしゃったこと、実際に来るまでの苦労が伝わってきました。連れてこられたゾウたちの様子も書かれていてほろりとする話も。
ぜひ読んでみてくださいね。

4頭の紹介

進路を進むと、さらにゾウの特徴についての説明が、クイズや立体的なものも使って展示されていました。壁面がタッチパネル式でゲーム感覚で学べるところもあり、どのコーナーも子どもたちで大人気でした。

ゾウのしっぽはどれくらい?

リアルサイズの立体のしっぽ。思ったより長かったです。

クイズ問題

こんなゾウに関するクイズが何問か。答は問題をめくるとわかります。子どもたちが群がって考えていました。

水のステージ

水の中の様子が見られます

階段を下りて1階「水のステージ」に。こちらは縦長のガラス越しに、象が水の中でどんな動きをしているかを見ることができます。ちょうど太陽の光が指して、水の色もキラキラ。神々しい眺めでした。タイミングよく泳ぐことがあれば、水中での動きも見られるかも?とのこと。

足が水中に入ってくるだけでもけっこうな迫力でしたので、ここから見ることおススメします。

トレーニングコーナー

トレーニングの説明

最後にトレーニングコーナーに。
ゾウの健康管理のために、餌のやり方などが工夫されているそうです。
ここではゾウたちが円山動物園に運ばれてきた様子の動画も上映されていて、大切に気を配って運ばれてきた様子を見ることができました。
まだ寒かったためか、屋外放飼場での展示はされていませんでしたが、これからの季節、外での姿も見られそうですね。
ゾウを実際に見られるだけでなく、たくさんの知識を得ることができる場所。ゾウを大切にする気持ちと工夫がたくさん。ここをゆっくり見ると、もっとゾウが好きになれそうです。

もちろん、他の動物も

動物園は9:30より開園しているので、11時のゾウ舎公開までは他の動物を見ていたのですが、朝一番の動物たちの姿、面白かったです。

レッサーパンダが餌を食べる様子

日中はお昼寝をよくするイメージだったレッサーパンダは、枝につけられた餌を取りに歩き回り、生き生きとしていました。

ニホンザル

一瞬びっくり「どうした?大丈夫?」と声をかけたくなるほど、集団で動かず。よく見ると、ノミ取りしている猿もいて、日向ぼっこしていたようです。

ニュースなど見ていても、ゾウのおかげで入場者数増えているとのこと。
HPを見ると、土日は駐車場がとても混雑しているそう。HPより“現在の駐車場空き情報”リンクありますので、そちらを参考に行ってみてくださいね。

札幌円山動物園

Web業務、もう嫌だ。大丈夫、シュシュがいます。
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フリーライター

愛知出身。人生16回目の引越しにて、2018年春から札幌住まい。好奇心いっぱい。大自然に感動し、歴史にまつわる場所でガイドさんと話し込み、珍スポットも大好物。もっと札幌を味わえるように、外から&住民としてのWの視点でお伝えします。

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