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美唄のアルテピアッツアに行ってみた
2017年11月6日 20:02
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こんにちは。やすかです。秋が深まってきている札幌。
ちょっと紅葉が始まる前の時期に行った、美唄のアルテピアッツアについてご紹介します。
紅葉の時期は周りの山が赤や黄色に色づき、綺麗だそうですよ。
アルテピアッツアは、美唄出身の彫刻家、安田侃(かん)さんの作品が大自然と調和している野外美術館です。
安田侃(かん)さんの作品は、札幌駅前や、東京のミッドタウンにもありますよ。そしてアルテピアッツアには、安田さんの彫刻作品が40点あまりの作品が配置されています。
札幌からのアクセスは、札幌より車の場合、道央自動車道利用で札幌JCTより35分、新千歳空港より60分。美唄IC下車、右折後、道道美唄炭山線を約5分で美術館に着きます。駐車場も広いので、車で行かれる方が多いと思います。
札幌から電車でも日帰りで行けます。JR函館本線 特急にて34分、美唄駅下車、市民バス「アルテピアッツァ美唄」行き乗車。(東明通り経由32分、旭通り経由19分)
または美唄駅東口よりタクシー10分です。
炭鉱住宅になった閉校された小学校。彫刻家の安田さんが、日本でアトリエを探していたときに、閉校した旧栄小学校に残った幼稚園の子供達が遊ぶ姿を見て「この子どもたちが、心をひろげられる広場をつくろう」と、アルテピアッツアが誕生しました。
今でも園児が通っている幼稚園。美術館の中に幼稚園があるなんて、とても素敵な環境ですよね。
体育館も展覧会の場として、生まれ変わっています。
今では、カフェもでき、展覧会やコンサートなども開かれるようになり、市民の憩いの場にもなっています。
奥にも作品が見えますね。
ギャラリー内の彫刻です。
「天もく」と石のステージ
着替えは絶対に持って行きましょう。
どこまでも走っていけるので、大はしゃぎでした。
幼稚園のそばには、遊具もあり、本当にのびのびと遊べました。
母は、あるテピアッツアに来る前に、美唄市内の「ほんだ」というお菓子屋さんに寄り道して、おやつを購入。
アップルパイとシューロールで一休みしました。
本当にのんびりと過ごすことができるのに、入場無料。自然と芸術のパワーを全身で受け止めて、また日々の生活を過ごすための必要なエネルギーをここで充電することができました。
ずっと景色を眺めても飽きないこの心地よさ。「こころのふるさと」のような懐かしさなのでしょうか。また行きたくなります。
春は桜、夏は木陰で涼みながら水遊び、秋は紅葉。冬は雪と芸術作品と、世紀を通じて、素敵な風景に出会える野外美術館です。
<基本情報>
安田侃彫刻美術館・アルテピアッツァ美唄
http://www.artepiazza.jp/
住所:北海道美唄市落合町栄町
TEL:0126-63-3137
入場無料
開館時間:午前9時~午後5時
休館日:毎週火曜日、祝日の翌日(日曜日は除く)、12月31日~1月5日
カフェアルテ
営業時間:午前10時~午後5時(12~3月平日は10時~16時)
おすすめです!
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美唄に野外彫刻美術館が誕生した経緯
美唄市は、かつて北海道有数の炭鉱都市でした。 明治に石炭が発見されてから、大正に入り、美唄駅と炭鉱を結ぶ鉄道も開通。炭鉱開発が加速していく中で、三菱と三井財閥が美唄に進出しました。昭和の経済復興の立役者として炭住街にも人が多く集まりましたが、エネルギーが石炭から石油への転換が始まり、1973年に美唄の最後の炭鉱が閉山となり、人も美唄から離れていきました。
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安田さんの作品と自然が調和している風景
それでは、美術館内の自然と調和した彫刻作品をご覧ください。 言葉で表現するよりも、実際に写真で見ていただいたほうが伝わると思います。それでは、どうぞ!
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子供と行っても楽しいのびのびとしや野外美術館
水が流れる作品は、子供達の絶好の遊び場です。
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