【SHIRO】砂川のニュースポット!SHIROの新拠点「みんなの工場」が4月28日(金)グランドオープン!
北海道砂川市に、コスメティックブランドSHIRO(シロ)が手掛ける「みんなの工場」が4月28日(金)にオープンします! 生産量拡大のために移転新設する工場に、ものづくり・環境・観光をテーマにしたショップ・カフェ・キッズスペースやラウンジなどの施設が併設されます。SHIROのものづくりのすべてを見ることができる開かれた工場、オリジナルのマイフレグランスをつくれるブレンダーラボ、北海道の自然素材を使ったイタリアンを味わえるカフェなど、魅力いっぱいのニュースポットです。SHIROの工場、見たい!本店限定フレグランス気になる。ラウンジで休憩したい。イタリアン食べたい。行きたい。(コメント:編集部 SHIHO)
コスメティックブランドSHIROを展開する株式会社シロ(本社:東京都港区、代表取締役:福永敬弘)は2023年4月28日(金)に、創業の地である北海道砂川市で、生産量拡大を目的に江陽小学校跡地に移転・新設する新工場と、ものづくり・環境・観光をテーマとする付帯施設「みんなの工場」をオープンします。「世界中から人が集まり、誰もが感動体験を持ち帰ることのできる場所」にすることを目指し、世界中のみんなの居場所になることを願っています。
コスメティックブランドSHIROを展開する株式会社シロは、生産量拡大を目的に創業の地である北海道砂川市の江陽小学校跡地に移転・新設する新工場と、ものづくり・環境・観光をテーマとする付帯施設の建設・運営を通じて市民の皆さんと共に取り組む「みんなのすながわプロジェクト」を2021年6月に発足いたしました。
砂川市やこの施設を「世界中から人が集まり、誰もが感動体験を持ち帰ることのできる場所」にすることを目指し、市民や子どもたちが主役のまちづくりを推進しています。
このたび、「みんなの工場」が4月28日(金)にオープンいたします。
「みんなの工場」には、SHIROの製品を製造する工場に、ショップ、カフェ、キッズスペースとラウンジなどを併設した、人と環境に配慮した循環型の施設です。SHIROのものづくりをすべて見ていただけるよう、壁ではなくガラスで仕切り、「工場を開く」ことを実現いたしました。ショップ内のブレンダーラボではご自分のオリジナルの香りを実際の工場と同じ製法でつくれる、ものづくり体験が楽しめます。ピンネシリの山々を望みながらゆっくりと過ごせるカフェやラウンジ、子どもたちの自由な遊び場や、小さな図書館も完備しているこの場所が世界中のみんなの居場所になることを願っています。
「みんなの工場」について
「みんなの工場」は、砂川市民の皆さんやプロジェクトに興味をお寄せくださった全国の方々とワークショップや議論をしながらオープンに向けた準備を進めてきました。「みんなの工場」という名称には、砂川市民と共に内装外装をつくり込んだり、森の循環を育てるために間伐した木材を使用して‘みんな’で外壁や家具をつくりあげることや、大人も子どもも、砂川市民も市外の人も、世界中からお越し下さる方々も、住んでいた動物も植物も、誰も排除することなく‘みんな’が集える場所にしたいという想いが込められています。
みんなの工場と付帯施設の特長
工場エリアには研究開発室や素材の前処理室、調合室、充填室、包装室などがあり、ガラス張りの工場で行われる製造工程を付帯施設のどこからでも見ることができます。酒かすを手作業で搾ったり、人の手で丁寧にスピーディな充填を行うシロのものづくりの根幹を見ていただくことや、活き活きと働くスタッフの姿をより身近に感じていただくことにこだわり、来場者がより近くで製造作業の様子をご覧いただけます。
製造体験をしながらオリジナルの香りがつくれる「ブレンダーラボ」
砂川市内で現在営業中の「SHIRO砂川本店」を移転し、新たにオープンするSHIROショップ。オープンに伴い、砂川本店限定フレグランスを発売します。砂川の地で出合ったさまざまなフルーツからインスパイアされた香り「フルーツブーケ」のアイテムが登場します。また、ものづくりが体験できる「ブレンダーラボ」では、ご自分だけの香りをつくることができます。専用のボトルや過去の製造で余ったボトルなどからお好きな容器を選び、定番や限定の数種類のフレグランスから自分で香りをブレンド。世界でひとつだけの「マイフレグランス」が誕生します。
北海道の自然素材のおいしさをそのまま伝えるSHIRO CAFE
札幌市のイタリアンレストラン「TAKAO」の高尾僚将シェフと共に、直接生産者を訪ね、そこで見つけ出したさまざまな自然素材や、SHIROの製品に使用している素材のおいしさを料理でお伝えしていきます。第1弾のメニューでは、アイヌの薬膳・シケレベを使用したパンケーキや栗山町の小林酒造の酒かすと高知のゆずのスパゲッティなど、ここでしか味わえないメニューが多数登場します。また、薪を使用したピザ窯で職人が焼く、自然素材をシンプルに味わえる焼きたてのピザもお楽しみいただけます。
空中で子どもが遊べるジャングルネット
天井部分にジャングルネットを張るキッズスペースは、大人も子どもも共に過ごせるよう設計されています。自由に動き回ることができるネットの上は、子どもたち向けの空間でありながら、地上から大人がその様子を見守ることができます。ご家族で一緒に訪れても、子どもたちだけで遊びに来ても、それぞれの時間を安心して楽しくお過ごしいただけます。さらに、子どもたちの遊ぶ声が響きすぎないよう、天井には店舗スタッフの古いユニフォームをアップサイクルしてつくられた吸音材を設置しています。
みんながそれぞれの時間を自由に過ごせるラウンジ
ラウンジエリアには、区切りを設けない長テーブルを設置。複数人でもおひとりでも使用でき、休憩はもちろん勉強や食事など、自由にお過ごしいただけます。西側に大きく開いた窓にはカウンター席があり、ピンネシリの山々を望みながら自分だけの時間を過ごしていただけます。南側の壁面には、階段状のベンチと2400冊の本や雑誌が並ぶ本棚も設置。自由に読んでいただくことも、購入することも可能です。長テーブル横の壁面棚では、SHIROの前身であるLAUREL時代のアーカイブ製品をご覧いただけます。
そのままの自然環境を守るランドスケープ
砂川の在来種を守り育てる「種ワークショップ」で市民の皆さんと種から拾い育てた苗を植えたり、広場も芝生ではなく、自生している在来種の草を残したりと、この地にある自然と共存する屋外環境をつくっていきます。化粧品の素材処理やカフェから出る生ごみからつくった堆肥を使って土づくりにも挑戦し、畑で野菜つくりも。施設からの排水を溜めて自然の浄化作用でより綺麗にしてから石狩川に流す浄化池も設置します。
「工場を開く」設計はアリイイリエ・アーキテクツ
施設設計としても、SHIROが大切にする「自然に合わせるものづくり」を理解してくれる建築家を探す中で、最初から真剣で本質的な有井さんと入江さんの提案に「一緒に未来をつくっていける」と確信。実際の設計でも、施主と建築家の枠を超えて一緒に悩み意見を交わしながら、「工場を開く」「ここで働くことが誇りになる」施設を具現化することができました。「つくる人」と「つかう人」の距離が物理的にも心理的にも近づくSHIROらしい施設で、お二人がつくり出す空気を感じてみてください。
アリイイリエ・アーキテクツ
有井 淳生(アリイ アツオ)、入江 可子(イリエ カコ)により2015年に設立。
主な作品に岩手県盛岡市のロースターカフェ「Nagasawa COFFEE」、障害のあるアーティストの作品を発信するギャラリー「HERALBONY GALLERY」、倉庫とオフィスが融合した「清光社 埼玉支店」など。清光社 埼玉支店で、JID AWARD 2020大賞、第47回東京建築賞 一般一類部門最優秀賞、第24回木材活用コンクール林野庁長官賞など受賞多数。
人も環境にも配慮した循環型の施設
株式会社シロでは創業当初より、国内外の自然素材の力を最大限に引き出し、素材の力を余すところなく引き出した製品づくりを行ってきました。製品づくりにおいて自然の恵みをたくさんもらっているからこそ、「地球環境に与える負荷をできる限り減らし、限りある資源を守ること」「地球環境や社会に配慮する視点や発想に基づく事業運営」を大切にしています。
「みんなの工場」の建設・運営においても、地域社会にも地球環境にも配慮した循環型の施設を目指し、下記の目標のもと取り組んでまいります。
施設概要
施設名称 | みんなの工場 |
所在地 | 北海道砂川市豊沼町54-1 (江陽小学校跡地) |
敷地面積 | 20,332㎡ |
全施設面積 | 2,881㎡ (工場施設延床面積:1,781㎡ 付帯施設面積:1,100㎡) |
着工 | 2022年5月1日 |
竣工 | 2023年4月13日 |
オープン | 2023年4月28日(金) ※製造工場は2023年1月より一部稼働開始中 |