
札幌三越のお抹茶席で和を嗜んでみた
2016年10月31日 13:11
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新店オープン!和菓子の老舗「叶 匠壽庵」が札幌に進出!
こんにちは。村瀬なおみです! 先月、札幌三越の地下2階に新しくお店がOPENしたのをご存知でしょうか。 お店の名前は、「叶 匠壽庵(かのう しょうじゅあん)」。滋賀県に本社のある、歴史ある和洋菓子のお店です。 なんとこのお店、お菓子の販売だけでなく、あたたかいお抹茶と冷たいグリーンティーをいただけるお茶席もあるんです!! 場所はアフターヌーンティの向かい、北洋銀行のATMがある側の入り口から入ってすぐ右手にあります。
本格的なお抹茶を楽しめる!「お抹茶席」
お茶席といっても、お菓子の販売がメインなので、4席だけの小さなスペース。 店員さんにお抹茶を飲みたいと伝えて、先にお会計を済ませます。 メニューは温かい「お抹茶」と冷たい「グリーンティー」の2種類。価格はいずれも324円(税込)です。 お茶席といえば緋毛氈(ひもうせん)という赤い色のカーペットが敷いてあるイメージですが、こちらのお店は木目調のテーブルに、抹茶色の背もたれの椅子。 メニューの横には、数種の手すきハガキが並んでいました。優しい花の絵が描いてあります。

素敵女子のたしなみ!お茶席の作法とは
ところで、みなさんお茶席の作法ってご存知ですか? 私はお抹茶が好きですが、実はマナー等をまったく知らずにいたんです。 なので、お抹茶より先にお菓子を出されて慌てました。これはどのタイミングで食べればいいのか?!と。 調べてみると、本来のお茶席での作法は 1. 時計をはずし、外套やフード付きの服、手袋、帽子もはずす。 2. お菓子が運ばれて来た時は「お菓子をどうぞ」と勧められてから手を伸ばし、隣に座る方に「お先に(ちょうだいします)」と声をかける。 3. お菓子は抹茶を飲む前に食べきる(懐紙とようじは持ち帰る)。 4. お抹茶が運ばれてくると、お菓子と同じくお隣さんに「お先に」と声をかけ、お茶を点ててくれた亭主に「お点前頂戴いたします」と言っていただく。 という流れなのだそうです。色と香りに癒される!なごみのお抹茶
お菓子はお抹茶が運ばれる前に食べきるものなのですね! そうとは知らず待機してしまいました。完全におあずけ状態です。 はやく飲みた~~い! 間もなくして運ばれてきたのがこちら♪
おつかいものにしたい、品のあるお茶菓子
お茶菓子でいただいたお菓子も、小豆の味がしっかりして、それでいて甘さも控えめなのでとても食べやすかったです。 食べ終わった後、口の中に小豆の甘い、もったりした感じが残らないんですよ~! 小豆や餡子が好きな方にはとっても喜ばれると思います! その他にも、黒胡麻やきな粉をからめたぎゅうひのお菓子や、栗が丸ごと1個入った栗まんじゅう、粒あんがたっぷり挟まったどら焼き等も販売されています♪ 御遣い物や、お茶受けにいかがでしょうか? お手軽に和を愉しめるお店、叶 匠壽庵(かのう しょうじゅあん)。 札幌三越にお越しの際は、是非お立ち寄りください! ■叶 匠壽庵 営業時間:午前10時~午後7時まで HP:http://www.kanou.com/