マクンベツ湿原にミズバショウを見に行ってみた

冬が過ぎると、札幌では一斉に花が咲き始めますね。 春の訪れを感じさせる花といえば、フキノトウ、梅、桜、チューリップでしょうか?
今回は、4月中旬から下旬に咲き誇る、マクンベツ湿原のミズバショウ群生地をご紹介します。
すぐそこまで来ている花の時期に向けて、春に会いに行きませんか?

北海道屈指のミズバショウ群生地は、札幌からすぐそこ!

札幌市内のミズバショウが見られる場所といえば、平岡公園、西岡公園、星置緑地が有名です。しかし札幌の隣町である石狩市には、北海道で一番と言われるほどミズバショウが群生するマクンベツ湿原があります。

ここからは、2017年の写真を使ってご紹介していきます!

「石狩川 マクンベツ湿原」の看板

マクンベツ湿原とは、石狩川の河口付近に広がる湿原一帯のことを指します。看板の写真からも分かるように、ヨシ原の中にハンノキ林やヤナギ林があり、とても自然豊かな環境です。

この湿原には、石狩河口橋の堤防に沿って約1.5Kmの遊歩道があり、その遊歩道から石狩川の岸辺に向かって1本の木道が整備されているので、迷うことなくミズバショウを鑑賞できます。

100台可能な駐車場が整備され、バス停も徒歩約10分のところにありアクセス抜群です!

駐車場から、いざミズバショウ群生地入口へ!

駐車場から土手に向かう道

駐車場を降りると、ところどころ木が組んで整備してある道を通って遊歩道に向かって登っていきます。

土手から見える景色

遊歩道まで登ると、原っぱと、その向こうに林が見えてきます。ミズバショウの群生地は、あの林の中にあります。

「北海道 石狩市 マクンベツ湿原」の看板が目印

原っぱを進んでいくと、整備された木道が見えてきます。入り口には「北海道 石狩市 マクンベツ湿原」という看板が立っているので目印にしてくださいね。
ここまで、駐車場から約5分歩程度です。

木道を歩いてミズバショウ群生地散策

木道を歩き始めた様子

看板を通り抜け木道を歩き始めると、すぐにミズバショウの群生が見えてきます。
この日は曇り空でしたが、それでも鮮やかなグリーンと真っ白な色合いが目を引きます。

木道のすぐ近くにまで、ミズバショウが群生!

ご覧のとおりの湿原で、ミズバショウも活き活きしているように見えます。そして足元のすぐそばから、ずっと奥までミズバショウが群生しており、見る者を圧倒します。

木道沿いに続く、ミズバショウの群生

木道は約400mあり、その両側にミズバショウを見ることができます。

間近に見えるミズバショウ

ちなみに筆者が散策したのは、2017年4月28日のことでした。
今が丁度満開のもの、これから咲くもの、咲き終わりのもの、様々な表情を見せてくれました。

途中、広大なヨシ群へ

途中からヨシ群の中に入ります

ずっと木道を歩いていくと、一旦ミズバショウのない、広大なヨシ群が見えてきます。ハンノキの林もなくなるため、急に視界が広がった感じになります。

ヨシ群を抜け、再びミズバショウの世界へ

ヨシ群の中を進むと、再びミズバショウが見えてきます

広大で解放感のあるヨシ群の中を歩いていくと、再び鮮やかなグリーンのミズバショウが見えてきます。

川岸まで続く木道

最初のハンノキの林内は高木が多かったのですが、こちらは柳の木が多くなっています。
どこからともなく鳥のさえずりが聞こえてきて、心身共にリラックスするのを感じます。

終点の川岸

木道は、石狩川の川岸に到着します。
この石狩川は、流域面積は利根川に次で全国2位の14,330Km2、長さは信濃川・利根川に続いて全国3位の268Kmという全国規模のスケールを誇る川です。また、大雪山系を源泉とし日本海まで続く川は、北海道開拓時代には鮭漁や物流などで、なくてはならない多大な恩恵をくれた母なる川でもあります。現在、北海道遺産に選定されているのも納得です。
特に柵などはなく自然そのままの景色が広がる石狩川の光景は、眺めているだけで解放感と癒しが感じられます。

マクンベツ湿原の世界

今までお伝えしたように、川のせせらぎと、鳥のさえずり、ミズバショウの可憐さ、三拍子揃った環境は、心の洗濯にもピッタリです。

写真には写っていませんが、夕方にも関わらず20名くらいの方々とすれ違いました。ゴールデンウイーク本番には、もっと多くの方で賑わうようです。
梅や桜も素敵ですが、ミズバショウで春を感じてみてはいかがでしょうか?

マクンベツ湿原散策の注意点

まだ春ということもあり虫に遭遇することはなく、虫刺されは心配ないと思います。
ただ、この周辺には街頭や電灯がないため、日が沈むと辺りは真っ暗になってしまいます。石狩川も近いため、暗がりの中を歩くのは大変危険です。
日暮れ前には帰ることができるスケジュールで楽しんでくださいね。

マクンベツ湿原へのアクセス

○車を利用の場合
札幌から国道231号線を北に進み、石狩河口橋手前を右折後700m~800m進むと、左手に駐車場が見えてきます。

○公共交通機関を利用の場合
中央バス札幌ターミナルで、急行「札厚線」または石狩線「トーメン団地」行き乗車後、「矢臼場(やうすば)」停留所で下車します(所要時間は約1時間)。石狩河口橋手前の信号を右折して、約10分歩くと見えてきます。

基本情報

・開園期間 :通年(ミズバショウの開花時期は、4月上旬から下旬あたり)
・開園時間 :終日
・休園日 :無
・入園料 :無料
・駐車場: 無料(100台)
・一般トイレ: 有、 車椅子トイレ: 無
・食堂施設: 無
・売店施設: 無
・公式ホームページは、こちらからどうぞ(開花状況を確認できます)。